第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜それでも守りたいものがあったんだ〜
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れんな」
ガゴッ!!ギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
そこでその扉が重々しい音を上げ、ゆっくりと開かれていった。
その先にあるのは深い闇。
しかし、音の反響から察するに、かなり広い空間になっているようだ。
その空間をしばらく見つめる四人。
しかし、このままここにいても仕方がない。
思い切って玄武が一歩踏み出し、その後に三人も続いて行った。
「暗い・・・・・」
「でも、かなり広い空間のようですね」
「気をつけろ・・・・一体何が出て来るか分かったものじゃないからの」
なにも見えずとも、周囲を見渡しながら歩を進めていく四人。
そうして何歩進んだだろうか。
バタン!!!という音を立て、開いたときの重々しさはどこへ行ったのか、素早い動きで扉が閉められる。
それと同時にこの空間のライトが一斉につき、周囲が明るく照らされた。
「ここは・・・・・なんじゃ?」
「フェイトさん!この地面のプラグは・・・・・」
「まさか、ここにガジェットを?」
その場所は円形のドームだった。
しかし、なんにしろ広い。
今フェイト達がいるのは入り口から十メートルぐらい。
入口から反対側の出口までざっと二百メートルはあろうか、同じ大きさである巨門がそびえ立っている。
得広い円形の地面に、フェイト達が立っている細い一本の通路が一段だけ高く真っ直ぐに伸びている。
そして一段下のその面積の大多数を占める床には、多くのプラグがあった。
おそらくはここにガジェットを保存し、メンテナンスなどをしていたのだろう。
それらは今、すべてゆりかごに詰め込まれ、あの空で使用されている。
そして真ん中には一本の剣がポツンと突き刺さっていた。
『ようこそ諸君!!君たちが来るのを待っていたよ!!!』
「「「!!!」」」」
「スカリエッティ!!!」
と、突如として空中に大きくモニターが現れ、スカリエッティが映し出された。
その顔は、今からサーカスの出し物を見る子供のように楽しそうで、それでいてそれにはない歪みを持ち合わせたモノになっている。
『四人だけとは少し残念だが・・・・・まあ仕方がないね。私も、自分かゆりかごを比べてどっちかと言われれば、あっちの方が魅力的に見えるからね』
「魅力的・・・・?あんな古代の兵器を持ち出し、世界を滅茶苦茶にして、更に何人もの人間を自分の好きなようにしてきたおまえは、まだあんなものが魅力的だと言うのか!!」
『魅力的さ!!!私はもうあのシステムを知っているからい
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