暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜フォワード陣、戦闘開始〜
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
まで押し込まれ、外に出ようともそのあまりの力にあっけなく押し返されてしまい、未だに廃ビル内での戦闘を余議なくされている。





「ティア!!大丈夫!!??」

「バカ!!!こっち気にしないで、後ろ!!!」

「ぬん!!!!」


ガゴォ!!!!


襲いかかってきたのはディードのレプリカだろうか。スバルの首に向かって振るわれたツインブレイドを、寸でのところで朱雀が朱雀槍で防ぎはじいた。

しかし、敵は多い。


さらにその朱雀にウェンディ、オットーの砲撃が襲いかかり、朱雀がスバルを押し出してから転がって避けるとそこにノーヴェの強烈な蹴りが放たれた。



そこにティアナの援護射撃。
その弾丸は連続してノーヴェの足に命中し、その向きを若干変えた。

そう、若干のみだ。
それほどまでに、レプリカの身体は強靭だった。


しかしそれでも朱雀は何とか回避し、スバル、ティアナと背中合わせに集まった。



「お二人とも、大丈夫ですか!」

「ええ、大丈夫」

「朱雀さん、ありがとう」

「いえ・・・・しかしこの数は・・・・私にとっても脅威ですね・・・・・」



周りを囲む戦闘機人の数は現在は四体。
全身黒いが、そのシルエットは間違いなくウェンディ、ノーヴェ、オットー、ディードだ。


そして残りの三人、チンク、ノーヴェ、セインの三人はビルの外で逃がさぬよう見張っているのだろう。





「どうやら結界などの力は使えないみたいだけど」

「それでも十分に厄介ね・・・・・あのパワー、反則よ」

「しかも相手が多いです。ここは時間を稼ぎ、エリオとキャロが来るのを待つのが得策かと」

「そうね・・・・でもッ!!!」



ドゴァ!!!



警戒しながら話している三人に、ライディングボードが飛んできて三人のいた場所を直接ぶち抜いた。


三人はそれを散開して避けるが、各人に向かってさらに残りの三人が回り込む。




「このままじゃ・・・・時間を稼いでる間にやられる!!!」

「あっちもそんな簡単に終わる相手じゃないと思うしッ!!」



そう言ってスバルがウイングロードを天井に伸ばして、それが上を突き破る。
そうして屋上へと道を伸ばすが、それはすぐに砲撃と爆破を受けて消滅させられる。




おそらくは外のチンクとディエチだ。



完全な包囲網。



これでは逃げられなどしない。




そこからまた数秒だけ走り回り、フェイクシルエットで身を隠す三人。



「朱雀さんはおっきくなれませんか?」

「獣神体ですか。いえ、出来ますが・・・今のままでは
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ