第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜フォワード陣、戦闘開始〜
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「奴」の「欠片」がベースなだけあって、パワーは段違いだそうだ。
「まさか召喚士がこっちに来てるなんてね・・・・・迂闊だったわ」
「うん・・・でも」
「そう、あっちはあっちに任せる。行くわよスバル!!」
「うん!!!」
ティアナとスバルが駆け出す。
敵は機人七体。
向かいながら朱雀を出し、その背に乗って、戦場へと飛んで行った。
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「紫電一閃!!!」
廃棄都市のビル群の中。
槍と一体になったかのように構えるエリオが、ガリューと幾度となくぶつかり合う。
しかしガリューの装甲は想像以上に固く、なかなか好機が訪れてこない。
「キャロ!!」
「うん!!フリード!!ブラストレイ!!!」
「ガアアアアアアアア!!!!」
ドォン!!!!
フリードの火球が大気を振動させる轟音とともに吐き出される。
その先にはガリュー。
確実に命中するコースだ。
しかし
ゴガッ!!
「なっ!?」
「きゃあ!!!」
信じられないことに、それをサッカーボールのように蹴り飛ばし、まっすぐに打ち返してきたのだ。
さらにその火球に身を隠し、フリードの股下に滑り込んでゆき、しっぽをつかんで投げ放った。
あまりにも強い力に、フリードの巨体が揺れてビルの屋上に背中からたたきつけられる。
その勢いは、ビルの屋上を二階分ほど下げさせるものだったが、それでもビルトの激突までの間に主とその騎士は自らの腹のほうへと回し、直撃を防いだのはさすがというところである。
「フリード!!大丈夫!?」
「ガウ」
「ねえキャロ・・・・なんだかおかしい」
「うん・・・・前に戦ったときは確かに速くて強かったけど」
「こんなに無茶苦茶な力じゃなかった。それに、あの子も見当たらない」
そう
この場で二人と戦っているのはガリューのみ。
ガジェットがいない以上、インゼクトがいないのはまだわかるが、こちらの体勢を崩してくる地雷王も出てきておらず、あまつさえルーテシアすらもいないのはおかしい。
「どう思う?」
「多分、どこかでガリューに補助魔法をかけてるんだと思う。ここからそんなには離れてなくて、こっちの様子が見える場所」
「探せる?」
「やってみる。エリオ君はその間・・・・」
「ガリューを止める!!!いくよ!!ストラーダ!!!
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