第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜くんれん!!〜
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「な!?ちょっとぉぉオオオオオオオ!!!!」
「キャロ!!コントロールは!!??」
「やろうとしてるけどッ!!」
「キャロ!!気にすんな!!こうして出て来ちまった以上、コントロールまで持ってく!!!強く願え!!信じるんだ!!!」
「キャロ!!がんばって!!」
「エリオ君・・・舜さん・・・・うん!!」
「かかってこいやこのデカブツがぁ!!!」
「私は・・・助けたい、守りたい・・・・・そのために・・・戦って勝つことが必要なら・・・私はあなたを恐れない・・・・・私と一緒に、戦って!!ヴォルテール!!!!」
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「舜さん!!舜さん大丈夫ですか!?」
「いっつ〜〜〜・・・ふぅ、何とかモノにしたか?」
「はい・・・ありがとうございます!!!」
キャロの言葉に、ムクリと身体を起こす蒔風。
イチチ・・・と口元の血を拭ってエリオとキャロに「よくやった!!」と激励の言葉を贈った。
「エリオ!!おまえ速くなったな!!!まさかあそこで飛んでくるとは思わなかったぜ!!」
「え、えへへ・・・・・でも、まだ速くなるんですよ!!」
「はぁ!?おまえ速すぎ・・・・いつか俺もお前とやり合うときは加速開翼しないといけなくなるかもな!!」
「その時は負けません!!!」
エリオの頭をくしゃくしゃと撫で、その成長を称える蒔風。
次にキャロの方を見て、やっぱり頭を撫でながらその力を絶賛した。
「お前のヴォルテールってありゃただの強い竜じゃなかったんだな」
「え?えっと・・・昔からアルザスを守ってますから!!」
「うんうん。それに、あれは生物というより「自然の体現者」って言った方がいいな」
蒔風の言葉に、なんですかそれ?と首をかしげる二人。
その顔を見てウンウンと頷いて説明する蒔風。
「つまり、あれは自然が命として現れた形だ。嵐だとか地震と同じなんだよ」
「えっと・・・つまり?」
「止められないってこと。オレでも勝てん。いやそもそも、勝つだとか負けるだとかいう次元の存在じゃない。自然には太刀打ちできないんだ。嵐を爆弾で吹き飛ばすことが出来ないように。仮に出来るとしても更に強いのがやってくる」
「そ、そもそも嵐が来たら過ぎるのを待ちますよ・・・」
「だろ?それと同じなんだ。退けることはできても、倒すことなんてできない。たぶん、きゃろはそれを無意識的にでも悟ってたから、成魚はできない、なんて考えてた
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