第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜くんれん!!〜
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ミラージュ起動。オレを狙い撃て」
「はい!!(ジャカ!)」
「躊躇なし!?ちょっと待て、説明させて!!相手はお前がガンナーだって知ってるし、当然それに対策は講じてくる。すなわち、数で来るか、銃弾なんざものともしない奴が来るか」
「はい」
「もし前者ならば一体残らず打ち抜き、なおかつこっちは無傷でなければならない。後者なら来るのは使役獣だ。だが、こいつらは固い上に速い。だから・・・・」
「動き回る舜さんに銃弾を命中させる?」
ティアナが正解を言う。
腰を捻って動く準備をしながら、蒔風がティアナに条件を言った。
「俺に効いただとかそんなんはいい。とにかく当てろ。オレの選択は回避のみだ」
「そ、それだけですか?」
「それだけ。威力とかは気にスンナよ?弱かろーが強かろーが一向に構わん。あ、超加速移動はしないから安心しろ。じゃあ・・・・・」
「はい!!行くわよ!クロスミラージュ!!」
《了解!》
「行くぞ!!」
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「ムぅッ!?」
「当ったれぇ!!!!」
《Shoot!!!》
ガオン!!!
ティアナの銃弾が蒔風の前髪をかすっていく。
壁を走っていた蒔風は無理にそれを回避して空中でクルクルと回転し、ベタン!!と床に落ちる。
しかし、だからと言ってティアナは銃撃をやめない。
それは蒔風がその程度で止まるとは思っていないからだ。
うまく受身を取って身体を張りつけるように床についた蒔風が、そこからゴロリと転がって銃弾を避けていく。
「(狙いがぶれてきたか?・・・さすがに疲労が・・・)・・・・ッオ!?」
蒔風がティアナの動きを考察して油断していると、ティアナがいきなりとんでもなく正確な銃撃を放ってきて、思わず畳返しで銃弾を防ぐ蒔風。
それにティアナも蒔風も「あ」という顔をして、動きが止まる。
「・・・・ふ、回避だけって話なのに遣わされた・・・・ってことでよくやった!!合格!!」
「よしッ!!!」
「わーーい!!ティアーーーー!!!」
「じゃあ次はこっちからもちょくちょく攻撃入れるから回避するなり撃ち落とすなりして当てにこい」
「《え?》」
やっと終わった・・・・と、思って膝に手をつくティアナに、スバルが駆け寄ろうとして、そこにこの蒔風の一言。
こいつ鬼か。
「デバイスもそろって何言ってんだよ・・・・避けてるだけの敵なんざいねぇぞ?さ、始めっか〜〜〜」
陽気に言う蒔風。
蒔風自
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