20栞対リボン
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が短くて足首が太い、体毛の処理もしていないので、眉毛もすね毛も腕もアソコもボーボー、アソコは洗っても変な臭いがして、筋肉もないので締りも悪い。女の体として誇るべきものが何もない栞は、下ネタ対決では完敗した。
『私、明るい所で初めての印もしっかり見てもらって、デジカメで隅々まで撮影してもらって、初体験の後も二回、ずっとビデオに撮って、また見てもらえるようにしたよ』
「「「「「おお〜〜〜〜っ」」」」」
何故か男子の間で絶賛され、彼女にも実施して欲しいサービスナンバーワンの支持を受け、エロアイドルとして祭り上げられる。
「そんなのただの痴女です、ヘンタイです、妻になる女には相応しくありませんっ」
虚勢を張るが、自分には絶対できないサービスを明るい場所で平然とやり遂げた女を見て、悔しくて悔しくて仕方がない栞。姉にまで似たような真似をされ、全部見せた上で祐一のも見て、口でも三回飲んだ痴女の姉より上手がいるとは信じられなかった。
『それと、これ何だと思う?』
男子がいない方向に向いてスカートをずらし、ブラウスを少し引き上げて腹の肉を見せる真琴(本物)。栞の目には引き締まったウエストに、六つに割れた腹筋が見え、自分のブヨンブヨンの腹とは次元が違う体を見せ付けられ、その下にはさらに信じられない物を見た。
「相沢…… 刺青っ?」
下腹部には上半分の文字が見えたが、どう読んでも自分の恋人で婚約者の名前が、彫ったような赤い痣で、それも恋人の筆跡で書いてあった。
「あの子タトゥーしてる、お腹に相沢の名前が彫ってある」
「え〜? 体全部、相沢の所有物って意味? コワ〜イ」
一部の女子にバレてしまった血印、その声を聞き、放課後までには紅衛兵に人民裁判を開かれる気がして、震え上がる祐一。
『こういう痣なのよ〜、生まれつきあったって言ったら信じてくれる〜?』
目眩がするような変態プレイを見せられ、後ずさる栞。目の前の女は、祐一が書いた名前を自分の腹に写し、タトゥーを入れたか、赤い痣にして残るようにしていた。
『おしりにも首にも、手足にもあるよ、相沢くんに直に書いてもらったんだ〜、「処女の血で」』
括弧内を栞の耳元で呟き、勝ち誇ったようなような表情をする真琴(本物)。栞は何か気持ち悪い呪術のような匂いを感じ、目の前の女と自分の恋人を、汚い物でも見る目で蔑み、ドン引きして首を振ってイヤイヤしながら、体も後ろに下がって行く。
『これ、血印って言ってね、「身も心も一生、貴方様のためだけに捧げます、浮気なんか有り得ません、他の男からも守ってくれますから安心して私だけを愛して下さい」って意味なのよ、『これ以上の愛の言葉ってあると思う?』 無いよね〜』
周囲の人間にも強めの術を掛け、これこそが愛の本当の愛だと宣言しておく。祐一は超ヘビーな愛に押し潰され
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