レポート 01
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ら召喚されたらしいです。
最初に引けた☆5なだけに運命的なものを感じるのは分かります、分かりはしますよ。私だってFGOの事情はそれなりに理解していますから。でもだからといって武蔵と常に一緒というのはどうなんですか。本当に私が好きなら私が復刻されるその日まで我慢してくださいよね。
「というか……あの武蔵って女も何なんですか」
好きなものは美少年とか言いつつ、濁して剣だとか答える。
最近マスターに見られてる気がする……剣じゃなくて私の体にも興味があるのかしら? ならもっと鍛えないとね。みたいな天然っぽい発言をする。
と思いきや美少年を好きだとは認めながらも男女の関係は苦手だと鈍感ではないことをアピールする。その理由は、仏様が所帯を持つと剣の切れ味が鈍ると言ったから。所帯を持ったくらいで切れ味が鈍るわけないでしょう。それで鈍るのならあなたの剣に掛ける想いが鈍っただけです。
挙句の果てには……自分の方が先にマスターへの想いを持ってしまい、色んな煩悩を持つようになる。なので頭を冷やすために滝へと向かう。しかし、マスターのことが嫌いじゃないということはしっかりと伝える。
「冷静に振り返っても面倒臭いというか、どれだけ男心をくすぐる発言してるんですか!」
マスターのことが好きなら好きとストレートに言えばいいでしょ。あぁ……何だか無性にイライラしてきました。今すぐ部屋の中に入ってあの女に無明三段突きでもやっちゃいましょうかね。そうすればこのイライラも少しは収まる気がしますし。
……マスターはどうするのかって?
そんなのも決まってます。何もしませんよ。だってマスターには私のことをいつか召喚してもらわないといけないじゃないですか。
加えて私が入手した情報によれば、これを書いている作者さんがFGOを題材にした作品も書きたいそうなんです。となると、このままではメインヒロインが武蔵になる可能性が大。それは私としては許すことができません。この作者さんは自分が持っていない子はヒロインにしない方でしょうから。
故に今ここで邪魔な存在だけ排除しちゃえば武蔵がメインになることはありません。また私がきっといつの日か復刻されるはずなので、その時に本気で引いて私がこのカルデアに舞い降りる。そうなればパーティーもマイルームも私が独占。FGOでの作品のメインヒロインも私になるでしょう。
「なので沖田さん大勝利!」
皆さんだって武蔵よりも私がメインヒロインの話が読みたいですよね? あっ、別に答える必要はないですよ。皆さんの気持ちは聞かなくても分かってますから。
おっと……残念ですが今回はここまでのようです。私は今はここに召喚されていない存在なだけに長く留まることはできない。
まあ本音を言ってしまうと、FGOを書く練習的な意味
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