第2話 初代を知らない先輩
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四郎は片手に缶ジュースを飲みながら海を見ていた。
「あれ?」
四郎の後ろから誰かが声を掛けた。
「あっ!千歌先輩」
四郎はそう言って少し頭を下げた。
「何してるの?」
千歌は四郎に近づいて聞いた。
「いえ、少し考え事を」
四郎は片手を前に出して海の向こうを見ていた。
「でも今日はごめんね」
千歌はそう四郎に謝った。
「いえ、気にしませんよ」
四郎はそう言って四郎は今日の放課後を思い出していた。
ーーーーー
四郎は花丸とルビィと一緒に学校の門から出ようとした。
「あの!スクールアイドルに興味ありませんか?」
そう千歌は花丸に聞いた。
「ずら!?」
「ずら?」
花丸の言葉に千歌も同じ言葉を言った。
「いえ、何でもないです!」
花丸そう千歌に言った。
「君は?」
千歌は四郎にビラを見せた。
「俺はアイドルに興味はありません」
四郎は頭を下げて丁寧にお断りした。
「じーーーー!」
ルビィは千歌の持つビラを見ていた。
「アイドルに興味あるの?」
千歌はルビィに聞いた。
「ライブとかするんですか?」
ルビィは千歌に聞いた。
「うん、でも今はメンバーを集めたいから貴女も是非!」
千歌はルビィの片手を触れた。
「えっ・・・・・・」
その瞬間花丸は耳を塞いだ。
「ピギャアアアアアアアア!」
その大声に四郎はかなり驚いていた。
「何だ!?」
四郎は耳を塞いで言った。
「ルビィちゃんは極度の人見知りずら」
花丸はそう言った。
ーーーーー
そして現在に戻り四郎は千歌と話をしていた。
「四郎くんはアイドルとか興味がないなら何が好きなの?」
千歌は四郎に聞いた。
「俺は仲間かな」
そう言って四郎は空を見ながら言った。
「仲間か、」
千歌は海を見て言った。
「何だ?あれ?」
四郎は空からゆっくりと落ちてきた青い玉を見た。
「何あれ?」
そう千歌は言った。
「まさか・・・」
青い玉はゆっくりと海に消えた。
ーーーーー
四郎は花丸とルビィと一緒に浦の星女学院に登校していた。
「ねぇ、花丸ちゃん」
「何?ルビィちゃん?」
ルビィは花丸を呼び花丸はルビィの方を振り向いた。
「今日四郎くんと一緒に本屋さんに行かない?」
ルビィは花丸にそう聞いた。
「別に構わないよ」
そう花丸は言った。
四郎はメビウスとテレパシーで会話していた。
『なぁ、メビウス』
『どうしたの?四郎くん』
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