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KANON 終わらない悪夢
17リボンロボ襲来
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しない気にしない』
 祐一は罠の可能性より、目の前の小柄で可愛らしい少女と、これから一発できる可能性に胸を膨らませ、別の場所も歩行困難になるほどパンパンに膨らませていた。
『うちね、すぐそこなんだ、実家からだとね、通学に三時間掛かっちゃうからね、往復六時間とか嫌でしょ? だから学校の近くにマンション借りてもらってるんだ』
「へえ、やっぱりお嬢様なんだな」
 そのお嬢様の初物をブチ抜けると思い、通学中に出してはイケナイ、カウパー氏腺液を分泌してしまう祐一。所謂「先走り汁」である。
 やがてリボンの少女の家に着き、鍵でオートロックを解除すると、その鍵を差し出された。
『合鍵持っててよ、これからもシタくなったら電話してすぐ来て、毎日でもいいよ、妹ちゃんみたいに断らないし、もう名雪としないでくれたら嬉しいな』
 今まで名雪を便利に使用して来た鬼畜な祐一、しかし栞が帰って来たことにより名雪には別れを告げたが、栞と成功(性交)したのは、先程の指摘通り僅か5回、何故そこまで知られているのかは不明だったが、毎日でも相手してくれるのは心強かった。
「いいのか? ありがとう」
 先日の会合の結論には反するが、祐一の浮気によって苦労するのは栞も承諾済みのはずである。セフレとして付き合った上、体の相性が良かったり、料理上手で床上手なら、乗り換えすら考えてしまう鬼畜な祐一だった。
『ここだからね、覚えててよ、さあ上がって』
「え、ああ」

 朝も早くからエロいお店に招待されたような気がする祐一、部屋の中は綺麗に片付き、一人で住むには広すぎる2DKの部屋の「寝室」に通された。女の子特有の匂いが部屋に充満し、さらにエロい妄想を掻き立てた。
『まだ朝だし、シャワーとか浴びなくていいよね? できたら三時間目ぐらいには登校したいから、急いで済ませようか? 服、そのハンガーでも使って』
「ああ、そのぐらいで」
 そう言ってエアコンを入れ、畳の床に布団を敷く少女。プレイ時間は二時間のコースと説明され、壁に掛かったハンガーに上着を掛ける、シャツなどは適当に詰め込みズボンのベルトを外す。
 少女も上着とブラウスを脱ぎ、スカートも降ろして両側で髪を纏めたリボンを外した所で異変が起こった。
「えっ?」
 リボンの少女は下着姿で祐一に向き直ると、その場に正座して、床に手着いて深々と頭を下げた。
『相沢様、詳しくは申し上げられませんが、わたくし共はとある神道の旧家の者です。研鑽及ばず拙い術しか使えず、未だ修行中の身、なれど相沢様のお胤を頂戴致したく参上しました。本日、伽を努めさせて頂きますが、まだ本当の名は名乗れません、ご容赦下さい』
「急にどうしたんだ? その喋り方しなくていいよ、今まで通りにしてくれよ?」
 話し方だけでなく、声色も変わり、別人と話しているような
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