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願いした事の無い祐一は、「思いっきり吸われちゃう」のは初めての経験だった。
プチュプチュッ、シュシュシュッ、かみかみ、はむはむ、なでなで、ころころ……
「だめだ、またっ」
香里の頭を抱え、外れないように押さえるが、香里も別に抵抗するでも無く、口撃を止めようともしなかった。
チューーーーーッ!
「ううっ!」
いつものように断続的に出すのと違い、一気に吸い出されるのも初めてだったので、腰が抜けそうになって壁をずり落ちて行く祐一。
「んっ、んふぅ」
そして、ついさっきまでキスもした事がないと言った娘は、平気で祐一のを口で受け止め、精*臭い息を鼻から出しながら、舌の上で転がして少しづつ飲み込んで行った。
ゴクッ、ゴクッ
(うっ、飲みやがった、栞でもまだ吐き出すのに)
やっぱり飲ませようとしていたらしい。さらに筒の中に残った物まで全部吸われ、気が遠くなって行く祐一。
(初めてのくせに、こいつが、一番上手い)
しおリンや、なゆなゆには、こんなゴイスーなテクは無いので、祐一もきっと体が離れられなくなるだろうと思い始めた。
残らず飲み干した後、下を指差しながら問い掛ける香里。
「こっちの口に出したかった?」
「お、お前なあ」
「残念でした、もう満タンよ、あたしだって、あんっなに一杯出るなんて知らなかったから、バスタオルまでベトベトよ、それに拭いても拭いても出てくるから、今もナプキン着けてるのよ」
当然血まみれなので、シーツを汚さないように着けていたが、それ以上ナニをこぼさないのが目的らしい。
「ほらっ、まだまだよっ」
ペシッ、ペシッ!
気絶した祐一のオットセイ君?を叩き起こす香里。
「もうだめだって」
チューーーーーッ!
「うっ、またっ」
ブハーーーーッ!
30分後
「……腹が減った」
3回連続で吸い出され、まるでサッキュバスに精を吸い尽くされたように、疲労困憊している祐一。
「そう? あたしは「お腹一杯」だけど?」
先程、「口にした物」の事をいっているのか、下の口からも沢山食べたので、香里はお腹一杯らしい。
「はい、ドリンク剤」
ごそごそと荷物を漁って、箱ごと取り出して渡す。もう部屋の中を歩き回って、ドリンク剤1ダース持ち上げるぐらい楽勝らしい。
「なんでこんな物が?」
「母さんが買って来たの、多分祐一用ね、え〜、滋養強壮、疲労回復、病中病後」
「お前が飲めっ」
「じゃあ、精の付く物買って来て」
「やっぱり疲れたのか」
「いいえ、貴方が食べるの、食べ終わったらもう1回」
「お前なあ」
「ふふっ」
今は操状態なのか、機嫌がいい香里。
「じゃあ、バニラとチョコ、どっちがいい?」
ビクッ!
ある症状を思い出して言ってみたが、香里は予想以上の反応を
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