暁 〜小説投稿サイト〜
KANON 終わらない悪夢
09
[4/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、滅茶苦茶にして」
 どこかの舞ちゃんみたいに、傷付けて欲しがる香里。
「もう今日は大人しくしてろよ」
 約束を破って名雪に喧嘩を売り、絶交と宣言したも同然の香里。しかし現状は、さっきの表情を見て、息子さんが縮こまって外に出て来れなかった。
「親友や妹から男を取り上げるような女よ、気にしないでいいから乱暴にして」
「もう十分傷付いただろ」
「うん」
(香里が見た栞の怖い表情って、アレじゃないよな?)
 香里が見たのは、あくまで「もうすぐ死ぬ」と言われた人間の表情で、祐一が見たのは、「これから殺す」と言った表情だった。

 それからも、一人になるのを異常なまでに怖がる香里は、水を飲みに行く時も、トイレに行く時も、どこまでも一緒に付いて来た。
「へえ、男の子って、そうやってするんだ」
 小便器に向かう祐一の肩にあごを乗せ、先ほど自分と繋がっていたモノを見ている香里。
「ジロジロ見るなよ、お前、仮にも乙女なんだろ」
「仮にもって何よ、さっき色々したくせに、それにもう乙女じゃないわよ「コレ」に破かれちゃったから」
 そう言いながら、祐一のを指先でツンツンと突付く。
「やめろっ、誰か来たらどうするんだ、こぼれるっ」
 抵抗しながらも、クラスメートに触られた祐一は、ムクムクと大きくなってしまった。
「あっ?」
 終ってからトランクスに入れようとしても、上や下からはみだしてしまう物を、両手で触りまくっている香里。
「こんなになったら、しまえないわね」
「お前、わざとやってるだろ」
「何よ、あたしのは明るい所で見て、触り放題だったのに、祐一のは見てないのよ、ずるい」
 とても乙女とは思えない言葉をバンバン使う香里、あの栞と姉妹だとは信じられなかった。
「ちょっとこっち来なさい」
 そのまま、引っ張られて(どこを?)個室に連れ込まれる祐一。内鍵を掛けられて、そのまま壁際に追い詰められる。
「いやらしい、私の体を思い出して、またこんなにしたのね」
 便座の蓋に腰掛けて、祐一を立たせたまま(何を?)触っている香里。
「うわっ、ひど〜い、ここって私の手首ぐらいあるじゃない、どうりで痛いはずだわ」
「うっ!」
 先っぽの柔らかい所をグニグニされ、嬉しい悲鳴を上げる祐一クン。
「そ〜ね、手を繋いだり、キスしただけで元気になるんなら、これはどう?」
 チュッ
 さっきヤられた仕返しに、お口で始めちゃう香里ちゃん。
「やめろ、汚いって」
 トイレが終ったばかりの物を口にされ、少し抵抗するが、また違った感触にビンビン来る。
「何よ、自分は「綺麗だ」とか言って舐め回したくせに、ほら、コレも先がピンク色で綺麗よ」
「だ、やめっ… くっ」
 チューーーーーーーーーーーーッ!
「はおうっ」
 まだ「プロのお姉さん」に、お
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ