第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜エース×翼人〜
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「舜君が・・・個人の恋愛ができない?」
「・・・・そう・・・・かつて他の世界で、一度だけ・・・・主を好きだと言ってくれた人がいましたが・・・・」
「舜君は許さなかった?」
「・・・・はい」
「そんな・・・」
「しかし主の言う事は確かです。それでも・・・・あなたは主を想い続けられますか?そうあり続けて・・・・くれますか?」
「青龍さん?」
「我々が主に使える事が出来るのは、主が"no Name"の垣根から越えたからです。その大元が「死の理解」。今では仕えることに誇りを思えるあの方を・・・どうか一人にしないで上げてくださいますか?・・・・主には・・・・幸せを掴んでほしいのです」
「・・・・大丈夫だよ・・・・」
「・・・・・・」
「うん、わかった。舜君は、私が助ける。絶対に、助けたい。もう憧れてるだけじゃ、嫌だもん。私は・・・・あの優しくて、強くて、いつだって助けてくれたあの人を、護ってあげたいの」
「・・・・ありがとう、ございます・・・・」
「もう・・・そうだなぁ・・・ひとまず、死ぬほど怖い目にあわせれば、その死の恐怖って言うのを思い出すかな?」
「なのはさん・・・・?」
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「エリキャロ〜〜〜元気〜〜〜?」
「あ、舜さん・・・・」
蒔風が院内を歩いていると、エリオとキャロとばったり会った。
どうやら購買にスープを買いに来たらしい。
「お前らは大丈夫か?」
「はい・・・・」
「で、でも、ヴィヴィオが・・・・・」
キャロは泣きそうな、エリオは悔しそうな顔をする。
その二人の頭を撫で、蒔風がにこりと笑った。
「大丈夫だ。おにーさんを信じろよ。それはそうと、お前らに頼みたいことがあるんだがな」
「「え?」」
「あっち方に小さな女の子がいるのを知ってるか?」
「は、はい・・・・」
「紫の子ですよね・・・・」
「あの子、どうにもおかしい。一体なぜ、スカの野郎に加担してるのか・・・・知りたい」
その言葉にエリオとキャロがコクリと、力強くうなずく。
それをみて、蒔風が二人を肩に抱えあげて元気づけるようにはしゃいだ。
そうやって何回転かしてから二人を降ろし、二人と別れた。
「よしよし・・・・今度はお前らが助けてやれ。この世界の理不尽に、打ち勝って見せてくれよ。それがお前たち未来ある者の力だからな」
一方、去っていく蒔風を見て、エリオがポツリとつぶ
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