第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜奪われる未来〜
[10/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
には無数のガジェット編隊があった。
それを迎撃しに行くというザフィーラに、エリオとキャロもついていくと言い、その迎撃に当たる。
一方青龍達は実際、こうしてここに顕現している事すらやっとの状態だ。
主である蒔風があんな状況で、いまだに存在していられる方がスゴイのだ。
ザフィーラの当身で意識を失っていく蒔風が最後にみたのは、巨大な足で立つ竜王の姿だった。
そして、崩れ落ちた地上本部では
とりあえず地下会議室から出てきたはやてとシグナムがナンバーズを一応見張り、ティアナ、スバル、なのはは倒れた獅子天麟の元へと向かって行った。
「大丈夫ですか!?」
「だめ・・・ですなぁ・・・・・」
「この体たらく・・・・なさけない・・・・・」
「グッ・・・・がぁ・・・・・・」
獅子天麟の三体はよく善戦していた。
突如として現れた迦桜羅によって、周囲が焼かれ、結界どころではなくなったのだ。
そこで対処すべく三体が獣神体となってガジェットを瞬時に一掃、迦桜羅に向かった。
しかしその瞬間、二足歩行となったサラマンドラがその炎の太刀で地上本部の塔を斜めに切断、一気に破壊したのだ。
さらには地面にそれを突き立て、地下のある一室を破壊した。
その「人」が一人も存在しない、最高評議会室という札のあった部屋は、炎と瓦礫によって完璧に破壊されて一切として動くものは無くなった。
そこからはもはや負け戦だった。
被害は大きく、死者が出なかったのが奇跡なくらいだ。
しかし、その代償は大きかった。
三体の再起不能。
地上本部システムの瓦解。
スターズの三人が駆け付けた時、三体はすでに人型にまでなっており、担ごうとしたら、剣の姿に戻ってしまった。
しかたがないのでそれを持って救護のテントまで戻る三人。
更にそこに上空で敵方の騎士と戦闘を行っていたヴィータとリィンも運ばれてくる。
何とか地上本部への進攻は阻止したのだが、そのあまりの戦闘力に撃墜されてしまったのだ。
それを見て、なのはが両手の指を組んで、祈るようにつぶやいた。
「助けて・・・・舜君・・・・・」
しかし、それに応える青年はいない。
それどころか、その手を取る腕を一本、失ってすらいたのだから。
ヴィヴィオは奪われ、蒔風が重傷。
結果的に地上本部は瓦解、崩壊し、六課隊舎も使い物にならない。
大きな敗北
大きな歪み
物語は変わっていく。
下に上にと、大
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ