第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜選択肢の有無〜
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蒔風の手をそっと下ろした。
「私は選ばない。私はこれから自分の意志で行く。私の意志で、そちらに行こう」
その言葉に、蒔風が満面の笑みを浮かべ、まるで新しい宝物を見つけた子供のように笑った。
「おおおおおお!!!!すごいすごい!!!!君は今!!「選択」しなかった!!!そう!!!それこそが大正解!!!選んだ彼女たちは強く素晴らしいが、君はより、強く素晴らしい!!!いやはや、人生これだからたまらない!!!決まったことなんて、何一つとしてないんだから!!!!!」
あはははは!!!と笑いながら回る蒔風。
それを見てチンク達は唖然とする。
この人が本当にさっきまで自分たちを追い詰めた男なんだろうか?
「舜さん!!!!ギン姉は!!??ッ!!戦闘機人!!!!」
そこにスバルがやってきた。
ローラーブーツの彼女は、この状況なら飛べないティアナを担いだなのはよりも速い。
だから先についたのだろう。
しかしそこにいたのは笑いながら回る蒔風と、唖然とした戦闘機人四人なのだから、それは警戒もする。
思わず構えるスバルだが、そこに蒔風が来て軽くチョップする。
「こらこら待て待て。それを言ったらお前さんもだろ?彼女たちに戦闘の意志はない。彼女たちは今、明日へと向かって歩き出したのだからーーーー!!!」
「え?あれ?って舜さん!?お前もだろってどういう事ですか!?」
「あははーーーー!!!っと、いかんいかん、トリップしてる場合じゃない。六課がまずい!!!スバル!!なのは達は!?」
「えっと、すぐに来ると思いますけど・・・それよりも・・・・」
「わりぃスバル!!オレもう行く!!こいつら頼んだ!!!右からチンク、ノーヴェ、ウェンディ、セインだ!!!お前らも逃げるなら今のウチだぞーーーー??それも自由なんだからーーー!!!」
「うえぇ!?」
ドォウ!!!!
そう言って蒔風が加速開翼してその場から消える。
スバルは蒔風の言った言葉にびっくりしながら、移動の際の突風に髪を押さえた。
そして残されて棒立ち状態の五人。
と、スバルがクリン、とナンバーズの方を見、拳を構えた。
「逃げる?」
「「「「逃げん逃げん」」」」
そんなこんなであとからなのはとティアナが到着。
状況がよくわかっていなかったが、チンクの説明でなんとか納得し、彼女たちを連行した。
ひとまず、こちらの戦闘は終わった
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