暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜選択肢の有無〜
[11/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話








蒔風の手をそっと下ろした。





「私は選ばない。私はこれから自分の意志で行く。私の意志で、そちらに行こう」




その言葉に、蒔風が満面の笑みを浮かべ、まるで新しい宝物を見つけた子供のように笑った。



「おおおおおお!!!!すごいすごい!!!!君は今!!「選択」しなかった!!!そう!!!それこそが大正解!!!選んだ彼女たちは強く素晴らしいが、君はより、強く素晴らしい!!!いやはや、人生これだからたまらない!!!決まったことなんて、何一つとしてないんだから!!!!!」






あはははは!!!と笑いながら回る蒔風。

それを見てチンク達は唖然とする。



この人が本当にさっきまで自分たちを追い詰めた男なんだろうか?





「舜さん!!!!ギン姉は!!??ッ!!戦闘機人!!!!」





そこにスバルがやってきた。
ローラーブーツの彼女は、この状況なら飛べないティアナを担いだなのはよりも速い。

だから先についたのだろう。




しかしそこにいたのは笑いながら回る蒔風と、唖然とした戦闘機人四人なのだから、それは警戒もする。




思わず構えるスバルだが、そこに蒔風が来て軽くチョップする。




「こらこら待て待て。それを言ったらお前さんもだろ?彼女たちに戦闘の意志はない。彼女たちは今、明日へと向かって歩き出したのだからーーーー!!!」

「え?あれ?って舜さん!?お前もだろってどういう事ですか!?」


「あははーーーー!!!っと、いかんいかん、トリップしてる場合じゃない。六課がまずい!!!スバル!!なのは達は!?」

「えっと、すぐに来ると思いますけど・・・それよりも・・・・」



「わりぃスバル!!オレもう行く!!こいつら頼んだ!!!右からチンク、ノーヴェ、ウェンディ、セインだ!!!お前らも逃げるなら今のウチだぞーーーー??それも自由なんだからーーー!!!」

「うえぇ!?」





ドォウ!!!!




そう言って蒔風が加速開翼してその場から消える。
スバルは蒔風の言った言葉にびっくりしながら、移動の際の突風に髪を押さえた。



そして残されて棒立ち状態の五人。




と、スバルがクリン、とナンバーズの方を見、拳を構えた。


「逃げる?」

「「「「逃げん逃げん」」」」







そんなこんなであとからなのはとティアナが到着。



状況がよくわかっていなかったが、チンクの説明でなんとか納得し、彼女たちを連行した。




ひとまず、こちらの戦闘は終わった
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ