第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜選択肢の有無〜
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・・・・命令だからな。ドクターは最悪破損しててもよいとおっしゃっていたから・・・・・・」
「ッ!!」
「その通りにする。IS発動、ランブルデトネイダー!!!」
キィン・・・・・・・ヒュオッ!!!
瞬間、ギンガの耳から集中で音が消える。
ギンガに向かって、チンクが放ったスローイングナイフ「スティンガー」が向かって行った。
それを回避して、回りこもうとするギンガ。
だが、ギンガが予定していたよりも早く、スティンガーが爆発する。
その爆発は今までとは違っており、爆風の方向が定められていた。
今までのスティンガーの爆発は拡散だったし、なにより対象に刺さってから爆発していたのだ。
更にこの極限状態。
そんな状況で、ギンガがそういった要素を考え損ねていた事を、誰が批難できよう。
だが、その要素でギンガの勝利は無くなった。
爆発は確かにあたらず、そのダメージはない。
しかし爆風で身体は吹き飛び、壁に激突。そのままズルズルと床に座り込んでしまう。
肺の空気はすべて吐き出され、衝撃に目もくらむ。
ぼんやりとした視界に、チンクが止めのスティンガーを投げようと振りかぶるのが見えた。
「あ・・・・・・」
「これで、終わりだ」
そしてそれが、投げ放たれた。
ドォン!!!!!!!!
爆発した。
そのあまりの爆発に、チンク自身も羽織ってるコートでバリアを張ったほどだ。
それを見て、チンクが他の戦闘機人たち・・・・ナンバーズに連絡を入れる。
「タイプゼロ・ファーストを撃破した。これから回収する。手伝いに来てくれ」
『わかった』
『結局チンク姉一人で終わっちゃったッスねーーー』
そんな姉妹たちの声を聞きながら、回収しようと爆煙に近づく。
だが、そこでおかしなことに気付く。
奇妙だ。私は対象を破壊するつもりで攻撃した。
彼女ならば修復できるし、ドクターもそうするつもりだったから別段五体満足でなくても構わなかったからだ。
そういう指示だった。
だから絶対抵抗しないようにこの場が崩れない程度に最大火力で爆破した。
あの威力なら確実に仕留めたはず。
最悪、もう意識もなく息も止まっているかもしれない。
否、最悪、ではない。
確実にそうなるはずだ。
あれほどのダメージを与え、あれだけの爆発を叩きこんだのだから、腕の一本は余裕で吹き飛んだはず。息は止まって、活動は
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