第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜襲撃〜
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ラを中心に残ったメンバーが何とか防衛線を築いているみたいだけど・・・・」
「・・・・・戦闘機人は何体いる?」
「わからない・・・・今交戦中なのは一人みたいだけど・・・・」
「一人でその威力か・・・・・・ふむ、考えてみよう」
蒔風が悠長にも人差し指を上げ、まるで講義でもするかのように話しだした。
「空の武装局員を潰すのに、おそらくあいつらなら二人もいれば十分だ。動力炉に一人、監視室に一人、遠距離砲撃もあったみたいだからそっちに一人。それからハッキングを行ったものが一人。スカリエッティが身の回りを守るために一人。最後に内部制圧のために二人だとして・・・・予想総勢人数は十人だから・・・・あっちにはそいつしかいないか?」
「でも戦闘機人はあのとき十人だっただけで、今は増えてるかも・・・・・」
「かもしれん。というかそうだろうな。一人が外から攻め、その間に六課に侵入、か。狙いは保管されたレリックにヴィヴィオだ」
「そんな!!!」
「おい、お前ら。俺は先に行く。デバイス受け取り次第すぐに・・・・」
蒔風がその場から急いで六課へと向かおうとする。
そこにちょうどいいタイミングでフォワードたちが到着、スバルが血相変えて叫んできた。
「ぎ、ギン姉が!!!今戦闘機人と交戦中だって!!!」
「なに?」
スバルの話によればギンガは襲撃のあった時、みんなと離れて裏手にまわっていたらしい。
地下で合流するつもりだったのだが、こっちの方も二体の戦闘機人に行く手を阻まれ、やっとの事で撒いてきたのだそうだ。
「なのはさん!!ギン姉を!!!」
「わかってるよ、スバル。スターズは今からギンガのもとに」
「ライトニングは六課隊舎の増援に向かうよ!」
「「「「はい!!」」」」
「シスターシャッハはデバイスをはやてちゃんとシグナムさんに渡してきてください」
「わかりました。お任せください」
「で、舜君は?」
「えーーーだーーーうーーーー・・・・どうするどうする〜〜〜?」
蒔風は悩んでいた。
六課がヤバい。
かと言って、ギンガが一人で戦闘機人を相手にできる保証もない。更にスバルたちが交戦したという二体もそっちに向かっていたら非常に危険だ。
しかし獅子天麟の三体はこの場から動かせないし、他の四体はどこから機人が来るかもわからない以上、なるべく自分から放したくなかった。
考えて、考え始めて数秒後、あっさりした顔をして蒔風が考えをまとめた。
「ソッコーでギンガを助けてタイツ共捕まえて六課に飛ぶ!!
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