第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜襲撃〜
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そこで周囲を見渡し、状況を見た。
「ライフラインは完全に閉ざされてるな。空気は緊急時でも動くようになってるみたいだからいいとして・・・・これじゃまるっきりダンジョンと変わらん。とりあえず合流ポイントへ・・・・」
地下という事も相まって、非常灯の明かりしかないこの階はこの状況下ではおどろおどろしい雰囲気しか表していない。
「とりあえずはフォワードたちと合流して・・・・・待て、誰か来るぞ」
蒔風が暗がりに向かって目を凝らす。
その先からやってきたのは、息を荒くしたシスターシャッハだ。
「シャッハさん!!どーしたんですか!?」
「す、すごい音と悲鳴が聞こえて・・・・何があったんですか?」
「「ああーーーーー・・・・・」」
なのはとフェイトが視線を蒔風に向ける。
なぜかそれだけでなんとなくわかってしまったシャッハが、話を本題に移した。
会議室の扉自体は有志達によって何とかこじ開けられている。
だがその会議室内にはいまだに高官たちが残っていて、はやてとシグナム、カリムも彼らへの説明のために残っているらしい。
「レジアスっておっちゃんは?」
「少し顔色が悪かったですね・・・・」
「ま、そりゃそうか。オレも見たけど、結構なセキュリティだったもんな」
「そこを崩してくるとは・・・一体どれほどの力を・・・・・」
シャッハの言葉に、蒔風はいいや、と首をふる。
「確かにあいつらは強力な戦闘能力を持っているが、たったあれだけの力押しではこうはならん。多分、先天的固有技能、ISとか言うのがかなり特殊なんでしょうな。地面に潜ったり幻術見せてきたりとそれはもう多彩な」
「地面や幻術・・・・・それじゃあ・・・・」
「ガチガチに固めた鉄壁も、小さな策一つで簡単に崩れる。これはいい例だな。うん」
腕を組んで感心する蒔風をよそに、シャッハがなのはとフェイトにこれからどうするかを聞いた。
「今こっちに新人たちがデバイスを持って向かっています」
「今のところはそこで合流の予定です・・・・え?」
と、そこでフェイトに通信が入る。
なのはにも入ったようで、蒔風が置いてけぼりになる。
「なにがあった?」
「舜君、端末もらってないの!?」
「すまん。コーヒーまとめてる時にポチャンした」
「「本当に何やってんの!?」」
というかあれって落とすようなものなのだろうか?見たことないけど。
「それより現状!!!」
「う、うん・・・・六課隊舎が・・・・・・襲撃中・・・・!!!」
「なんだと・・・・・?」
「今はシャマルとザフィー
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