第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜迫りくるそのとき〜
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!」
蒔風のその発言になのはが大声をあげて止めさせる。
後ろの方では困った顔をしてフェイトがエリオとキャロの、はやてがヴィヴィオの耳を塞いでいた。
聞いていたスバルとティアナは顔を赤くしてうつむいている。
何をする気なんだ、ナニを。
「耳キーーンだ・・・・・じゃあそうだな。もっと温和にして、適当に引き付けるか?他の世界のやつの力でも使えば簡単に・・・・・」
「お?色落とし?舜君も多彩やなぁ・・・・」
「それもダメーーーー!!!!」
更に提案する蒔風に、再び声をあげてやめさせるなのは。
フェイトはもう呆れていた。
「しゅ、舜君!!そんな不埒な事はダ、ダメだよ!!!!」
「おぉう・・・そうかー。確かにそれはいかんな。責任取れなんて言われても困っちゃうもんなー」
その発言にホッ、とするなのは。
胸をなでおろして、蒔風に言う。
「ダメだよ?人の想いを軽んじちゃ・・・」
「おっと、そいつは迂闊すぎた。すまんな。にしても、お前やけに必死だったな?どうした?」
「え?あれ、なんでだろ?」
なのはのきょとんとする顔。
それを見て蒔風が笑いながら頭をグシャグシャと撫でた。
「なんだよー、自分でもわからんのかい」
「うあうあうあ、やーめーてー!!」
完全に子ども扱いされるなのは。
それを見てニヤつくはやてとフェイト。
「はやて、これは・・・・」
「うふふ。面白そうな事になりそうやね・・・・」
そんなことをつぶやく二人。
と、そこで蒔風が思い出したように指を立ててはやてに訊いた。
「そういえばはやて」
「なんや?」
「戦闘機人ってなんだ?結局聞いてなかったんだが」
先日の聖王教会での話に出てきたその単語。
蒔風には馴染みのない言葉だ。
なんやかんやで今まで聞きそびれていたのだが、今回の敵とあっては知らない、というわけにもいかないだろう。
蒔風は特に何も気にせずはやてに訊いた。
だが、その返答ははやてではなく、思わぬところから来た。
「戦闘機人って言うのは、人工的に生み出された人間に機械とかを埋め込んで、その体を強化した人たちのことです」
スバルだった。
それを聞いて、蒔風に衝撃が走った。
「スバルどうした・・・お前が効果音なしに説明するなんて・・・」
「ちょ」
そんな二人を流し、更はギンガがその続きを話してくれた。
「普通の人間にいきなりそんなもの埋め込んでも身体が耐えられなくなって、いずれは使えなくなってしまいます。だから、最初か
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