暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜迫りくるそのとき〜
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ての質問に蒔風が首をかしげて「さぁ?」と言いながら財布を取り出す。


すると出てくる出てくる。
ひっくり返して財布を振ると、お札がヒラヒラと。

その量は明らかに財布の許容量を超えており、異次元にでも通じているのかというほどだ。


ゴクリ・・・・・・


「誰かの唾を呑む声が聞こえた。そして振り返るとそこには凄い目をしたはやてがいた」

「なんでナレーション風!?」

「ま、とにかくこれだけあれば食費はどうにかなんだろ。ってか、みんなで食いに行くのもいいかもな」




「私焼き肉!!!」

「私は旗の刺さったランチ食べたいです!!」

「前に部隊長が言ってた「オスシ」って食べてみたいですね」

「ラーメンとかカレーもいいです!!!」




「お前らもう食う気満々かコラ!?」




なんだかフォワード陣も蒔風に容赦なくなってきてる気がする。





と、そこで蒔風がふと思い至ってはやてに訊いた。






「なあ、今はこれでいいとしてさ、実際どうするつもりだったの?」



確かにそうだ。
蒔風が持っていたからよかったものの、持ってなかったらどうするのか。




「そこは・・・・六課がちゃんとした実績さえ上げれば予算なんかウハウハや!!」

「でも確か一年間の実験部隊だったよね?」

「うぐ・・・・」



「ヴィヴィオ、よく見ておけ。これが「取らぬ狸の皮算用」って言うんだ」

「たぬきー?」

「タヌキだ」



「そこ、いらんこと言わんといて」

「そういえばこないだ査察もあったんだよな?」

「そうやね。地上本部のレジアスのおっちゃんはどーにもこの部隊を潰したいらしいんや」




そう言いながら自分も朝食をとるはやて。
うーむと蒔風が腕を組んで考え込む。


「あーあ。あのとき来た女の人って、目つき怖かったもんなァ」

「オーリス・ゲイズ三佐やね。きっとうちのあら捜しでもしとったんやろ」

「あのときか。お前らに部屋に押し込められて大変だったときか」


「だって舜くんいたらなにしだすかわかんないし」

「そもそも舜君の入隊はイレギュラーやから、いらん事されたら困るからなー」



「どんだけ信頼ないんだよ・・・・・」

「じゃあ会っていたらどうしたんですか?」

「フッ、幻術を見せて堕とします」



蒔風が手をワキワキ、顔をニヤニヤさせながら言い放った。



「ほう・・・どうやってや?」

「ありとあらゆる辱めを受けさせてから完全な○○○にして、△△で■■を・・・・・・」

「ダメーーーーー!!!!
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