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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜今こそ六課前線の心を一つにするのだ!!〜
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はどーしたの?と蒔風を真っ直ぐに見て、小首を傾げてきている。




「ヴィヴィオ、どうして俺が「翼の人」なんだ?」


蒔風が優しくヴィヴィオに聞く。
それにえへへーと笑いながらヴィヴィオが元気に答えた。


「えっとねーーー、なんとなくそんな感じがしたの!!しゅーは翼の人ーーーー」


その言葉に蒔風の口元がヒクヒクと動く。

(な、なんちゅう子供だよ・・・・感性だけで翼人を当てる?元になった人物・・・興味が出てきたな・・・・)



その後ろではなのはとフェイトも驚いていた。フォワード陣も同様。
シグナムやヴィータなんかも開いた口が塞がらない状態だ。



「え?え?翼の人って、どういう事?スバル?おーーい?」



そんな中ギンガだけは話についていけていなかった。
その現状を見て蒔風が、はぁ、とため息をついて、とりあえず飯にするか!!と皆と共に改めて食堂へと向かった。


その道中、蒔風がスバルに教えていいよと言ったので、スバルがギンガに蒔風の事を話した。
そこからはギンガの質問攻めだ。

しかし蒔風としては何度目になるかわからない話。
もうめんどくさいとすべてスバルに投げ出し、そのスバルも困ってしまう。

まあ何とかティアナやエリオが説明し、ギンガも納得してくれたようだったが。





「スバル、お前本当に苦手なんだな、そういうの」

「そ、そんな目で見ないでください!!わ、私はもっといい取り柄があるんです!!!」

「そうだな。とりあえず闘う時どうするか説明してみようか?」


「バーーッ!!っと行って敵を見つけてドカンです!!!!」

「・・・・・・・」

「な、何か言ってくださいよぅ!!!!!」





「そーいえばなのはママとフェイトママはヴィヴィオのママだけど、しゅーはヴィヴィオのパパなのー?」

「ヴィヴィオ、しゅーじゃない、舜だ。それからオレはパパじゃない。おにーさんと呼べ」

「パパー?」

「違う。おにーさんだ。皆の兄貴だ」

「パパ!!」

「だから・・・・」

「パーパー♪」

「OTL」





「舜君、諦めなよ」

「うるせえ母さん」

「かっ!?」

「そうなっちまうから嫌なんだよ。お前母さん、俺父さんとか、どんな状況だよ」

「しかもこの状況だと二人も侍らせてますもんね・・・・・」

「だから嫌なんだ。そもそも、オレに恋愛対象なんて存在しない」

「好きな人とかいないんですか?」

「いないねぇ・・・そもそも、俺は人からも生物からも外れた身だ。だからこそ人間が大好きだし、人を愛している。誰か一人を特別に愛するなんて、俺には
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