第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜今こそ六課前線の心を一つにするのだ!!〜
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がにやりと笑う
「な、何というテンプレ・・・・・・しゃーないな・・・・ったく」
「舜君待っ・・・ってって言っても聞かないんだからもう・・・・」
転んでしまい、涙ぐんで泣きそうになってしまうヴィヴィオに近づく蒔風。
なのはとしてはあのまま待って、ヴィヴィオが自力で立とうとするのを促そうとしていたのだが。
ちなみにフェイトはすぐに寄って行った蒔風を見て、うんうん、と感心していた。
ヴィヴィオの前に来て、しゃがむ蒔風。
そこでどんな言葉をかけるのか、なのはとフェイトが気にしていると・・・・
「立て!!立つんだヴィヴィオーーーー!!!!ほら!!がんばれよ!!!できる出来るデキル!!諦めんな!諦めんなよ!!もっと熱くなれよ!!!!」
なんか熱血やってた。
しかもそれに合わせてヴィヴィオも立とうとしている。
が、そこは子ども。
すぐに再び地面にペタンと倒れてしまう。
だが、その体を蒔風が両手でヒョイ、と持ち上げてから高い高いみたいにしてよくやったとヴィヴィオを褒めた。
「よく泣かずに立とうとした!!その立ち上がろうとする意思!!それがなくして何が強さか!!よしよし、今は立てなかったが、次は立とうな?頑張れるか?」
「・・・・・うん」
「オッケーだ!!」
グッ、とサムズアップを決まる蒔風に、ヴィヴィオも手をグーにして頑張る、と意思を表す。
そうしてヴィヴィオを降ろし、服をはらってあげてからなのはの方へと行かせてあげた。
「舜君・・・なんでそんなうまくやれるの?」
「簡単な事。オレもまた、ガキだから」
そう言ってシレッと答える蒔風に、フォワード陣はポカーン、とするばかりだ。
「しゅ、舜さんって・・・・」
「案外保育士とかに向いてるのかもしれないわね」
「え?僕はずっとお兄さん的な感じなんですけど・・・・」
「エリオ君、舜さんと同じ部屋だもんね」
「スバル、あの人誰なの?」
「なのはさんのお友達で・・・・えーーーっと・・・・」
スバルがうまく説明しようとする。
舜さんが言い出してないってことは言わない方がいいのかな?とか考えていると、蒔風が行こーーーぜーーー、と皆を呼んで食堂へと行こうとする。
まあ確かに朝っぱらから激しい模擬戦やって、腹もすいているのだろう。
そう言って先に行こうとする蒔風に、ヴィヴィオが待ってーーと声をかけた。
「ヴィヴィオも行くーーーー!!待ってーー翼の人ーーーーー」
その言葉に、蒔風の歩みが止まった。
そして振り返り、ヴィヴィオを見る。
当のヴィヴィオ
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