第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜今こそ六課前線の心を一つにするのだ!!〜
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グナムは本気でビビっていた。
「きょ、今日は何か起きるの・・・・?」
「みんな、舜の暴走には気をつけよう!!!」
「「おう!!!」」
なんだか不本意な形で一基団結する隊長陣に、蒔風がなんとも言えない苦笑いをして周囲を見渡す。
すると、そこに見慣れない顔を一人見つけた。
「おや、初対面の人・・・・いや、ヘリ襲撃のときにチラッと見たなぁ・・・・たしか・・・・・ギンギラギンにさりげなく?」
「ギンガです!!!ギンガ・ナカジマ一等陸士です!!」
ギンガが蒔風に自己紹介する。
スバルの姉で、格闘技「シューティングアーツ」の師であるそうだ。
「今回の事件で、陸士108部隊から出向してもらうことになったの」
「ほほ〜」
とまあそんな感じで訓練開始。
とりあえずギンガの力量と、スバルの成長を見てもらおう、ということで二人で軽い模擬戦をやってもらう。
「おお〜〜〜!ウイングロードが走り回るとかっけぇな!」
「舜・・・・動きも見てやれよ・・・・」
全体的に見て、やはりまだスバルよりギンガの方が上手である。
しかし、だからといってスバルが負けてるわけではない。
実際、ギンガの一撃をシールドで防いだり、痛烈な一撃を入れたりと善戦していた。
だが最後の最後、止めの一撃で、スバルの拳よりもギンガの拳が速さで勝利を収めた。
拳を振りかぶるスバルの目の前に、ギンガの拳がピタリと止まっていて、勝敗ははっきりと決しのだ。
と、いう模擬戦を見ながら蒔風となのは、フェイトはまた別の話をしていた。
「なのはがヴィヴィオの保護責任者?」
「で、私が後見人」
どうやらヴィヴィオを守る立場として、なのはとフェイトが登録されたのだそうだ。
蒔風がそれはいい、とうんうん頷いて賛同する。
「つか、そのまま引き取っちまえばいーじゃん」
「うん・・・・でも、もっといい引き取り先がいるかもだし・・・・」
「もうなのは、ヴィヴィオ泣いちゃうよ?」
「そうだぞ、なのはママ。フェイトママの言う通りだ。泣いちゃうぞ?」
「舜君・・・・・その呼び方は・・・・」
「舜からだとちょっと・・・・」
蒔風の反応に少し大きな汗をたらして困る二人。
とかやっていると模擬戦を終えたスバルとギンガが地面に降り、全体訓練が始まった。
「じゃあ今日はみんなで模擬戦。隊長陣四人対フォワード五人!」
「え?」
そのいきなりの無茶振りにギンガが半笑いで呆気に取られてしまう。
「時間内逃げ切るか、デバイ
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