第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜予言の書〜
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「ありゃ、そういうの?あいつら。まあそれはあとで聞こう。どうやらあいつらが地上本部を焼くらしいな。あいつら、最低でも十人はいるみたいだし」
「あ、あれが十人・・・・」
「最低限な。何人いるかはわからん。で。そっから始める次元世界の秩序の崩壊。なるほど、面白いシナリオじゃないか」
「・・・・そうやね。何かのおとぎ話なら最高の出来やね」
「でも、これはほっておくと・・・・」
「現実になる可能性が高い。しかも、当の地上本部は無警戒と来た。こうなったら、俺たちで守ってやるしか無いねぇってわけさね」
その言葉にはやてが立ちあがり、拳を握って言った。
まるで自分はそうしなければならないと、自分に言い聞かせるかのように。
「そうや!!そのために機動六課は設立された。私たちはみんなを守る。私も、みんなを守らなあかん。だからなのは隊長、フェイト隊長、そして舜君。もう一度聞く。うちに付いてきて、くれるか?」
はやてが聞く。
これだけの事を聞いて、まだやってくれるかと。
しかしはやての顔を見るに、どのような返答が返ってくるかわかっているようだった。
「水臭いよ、はやてちゃん。私たち、友達じゃない」
「そうだよはやて。私たちは助け合う仲間だよ?」
「ってか、俺はもう関わるっつっただろーが。嫌だと言っても俺はやるから、覚悟しろよ?」
その言葉に、はやてが「ありがとーーー!!!」と言って三人に飛びついていく。
その仲のよさそうな四人に、クロノが笑った。
と、そこでカリムが質問をしてきた。
「えっと・・・それで舜さんは本当は何者なんですか?」
「「「「「え?」」」」」
「だって、おかしいじゃないですか。管理局員なのにその中身や伝説の三提督を知らない。そのくせ、翼人なんてアルハザードの時代でも伝説と言われていた翼人の事を知っていたり、古代ベルカ語をそのまま読めたり・・・・・・はやてに最初にもらった六課メンバーの書類にも彼のことは書いてなかったわ。本当はただの局員じゃないんでしょう?」
その問いになのは達一同が「あーーーー」と目線を逸らしていく。
だがカリムは絶対に訊きだすつもりだ。
「クロノくん」
「頼みは聞かんが、聞くだけならタダだぞ」
「なんでだよ!?こういう時に体よく切り捨てられるのがお前のいいところだろ!?」
「お前それ本人の目の前で言うのか?たとえネタでもカチンと来たぞ。凍るか?」
「エターナルフォースブリザードなんかこわかねぇ!!かかってこいや!!」
「その名前やめろって昔も言っただろうが!!エターナル・コフィンだ!!いい加減覚えろ!!」
「いいんだよ氷系最強の技は全部「エ
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