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ヒロシは眼鏡の赤外線機能で会社を透視した。
ヒロシ:「建物内には誰も居ない、、くっ!」
ジュンサー:「私とした事が、、」
ジュンサーはここでやっとヒロシが
犯人でない事に気がついた。
ヒロシ:「早く追跡しないと!」
ジュンサー:「私に任せなさい!」
スッ(無線機)
ジュンサーは無線機を取り出した。
ジュンサー:「、、こちら、グレン駐在所の
フブキ巡査。連続オレオレ詐欺の犯人グループが
車で工業団地を逃走中の模様、、、」
ヒロシ(フブキ巡査、、この人か)
突然のトラブルの中フブキ巡査と
出会ったヒロシ。
しかし、状況が一刻を争う為
ゆっくり挨拶をする暇もなく、ヒロシは
グレンタウンの地図や船の時刻表を広げた。
ヒロシ(ここ(グレンタウン)は
他の町が隣接していない島の町、、、。
俺達にばれた以上、犯人グループは
船でクチバシティに必ず逃亡する。
港からの出発を踏まえて
身を潜められる場所とすれば、
犯人が向かう場所は恐らく、、)
ヒロシ:「フブキ巡査!犯人は途中で
車中移動から徒歩に変わって港の埠頭に
向かうはずです」
ジュンサー:「えっ?」
ヒロシ:「犯人がターゲットにしたのは
携帯を所持していない高齢の女性。
複数の犯行グループで
振り込む手口でないって事は、
会社も無い、一般市民の可能性が高い、、。
組織で動いてない以上、
犯人達は必ずどこかへ逃亡するはずです!」
ジュンサー:「なるほど。つまり犯人は
警察にバレる前に車を途中で捨てて
複数に分かれ、埠頭で合流する訳ね!、」
ヒロシ:「はい。この町に警察署が
一つしかない事を想定すると、犯人は追跡に
大人数の警察を動員出来ない事と
知っているかも知れません。だとしたら
検問を張る場所を埠頭まで続く道一本に絞って、
複数の警官を埠頭で待機させた方が!」
フブキ巡査:「だそうです。工業団地から
埠頭まで続く道の一ヶ所に検問を張り、
残りの動員出来る捜査官を埠頭に回すよう
取り合って下さるようお願いします」
ヒロシ:「犯人は双眼鏡と封筒を
持っているはずです、、」
フブキ巡査:「持ち物は双眼鏡と封筒。
、、、はい、、お願いします」
ピッ(無線機)
フブキ巡査:「ふう、、。とりあえず、
貴方の推測で捜査出来るよう
検討してみるそうよ、、、。
あとは署に任せましょう」
ヒロシ:「、、
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