楽園の素敵な巫女
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後
「皆さん、お身体の調子はいかがですか?」
「私は大丈夫ですよ。」
「私もです!」
「私も平気だ。」
トワレの質問に三人は答えた。
「それで、次はどこへ行くんですか?」
「はい、一応、新たな十二神皇を探すつもりです。」
ソウルスポットを越え、一行は寛いでいる。
「しかし、我々の十二神皇は子と寅。対する邪神皇の所持する十二神王は辰と午。枚数では五分といったところだが─」
「ウロヴォリアス。あの力は強力だね。」
「いいえ、厄介なのはウロヴォリアスだけではありません。」
「エグゼシードにも、恐ろしい効果があるの?」
「はい。エグゼシードには、現在唯一アルティメットをも倒せる力を備えています。」
「そんな!スピリットより強いアルティメットを倒せるなんて、どうすれば!」
「大丈夫です。なのはさんのデッキは、十二神皇を受け付けない装甲を持っています。その力があればきっと」
現状をなのはと翼は確認し、トワレと話していると、
「本当に、十二神皇に勝てるの?」
何者かに話を遮られる。
「何者だ!」
翼が声の聞こえた方に振り向くと、春香と変わらない年頃の巫女が、宙に浮いていた。
「もしかして、あんた達?私をこの世界に連れて来たのって!」
少女は一行に尋ねる。
「はい、そうですが…」
少女の質問にトワレは答える。すると、
「あの!なんで空を飛んでいるのですか!」
春香が普通な質問をした。
「もしかして、あの子もきっと魔法使いだとか。」
春香の質問になのはが話すと、
「あいつらと一緒にしないでちょうだい!私はただの人間よ!」
少女は反論した。
「では、より謎だな。何故ただの人間が空を飛んでいられるのだ?」
「決まっているでしょ。それが私に与えられた力だから。」
「お前、本当に人間か?人間にそんな力は無い。」
「それは普通の世界ならね。でも、私の世界で生きて行くにはこの力は必要不可欠なの。それで、話を逸らされたけど、十二神皇に勝てるっていうのなら、私と勝負しなさい!」
「別に構わないですけど…」
「それなら手っ取り早いわね。始めましょう。」
少女に言われ、なのはは立ち上がる。
「「バトルアーマー、オン!」」
なのははバリアジャケットと同型のバトルアーマーを纏い、少女には隣に五つの青い星が現れる。
「「ゲートオープン!解放!」」
「私から先攻ね!チキンナイトを二体召喚。更にネクサス、白雲に茂る天翼樹を配置!効果でリザーブとチキンナイト一体にコアを追加してバーストセット!ターンエンド!」
「私のターン!マジック、ストロングドロー!三枚ドローして二枚破棄!ターンエンド!」
「舐めているの?私のターン!チキンナイトをもう一体召喚。そして!飛び立て!夢想の翼!封印の名の下に、邪を浄めよ!召喚、酉の十二神皇ゲイル・
[8]前話 [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ