掘り出し物
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手はないぞ
「ありがとうございましたー!」
店員のそんな声が聞こえるが、俺はどんな武器に進化させようか考えていたので、無反応だった
それから、ダンジョンの中層で試し切りをする事にした。移動は、【文字魔法】2文字解放で出来るようになった《転送》で、思い浮かべた場所に転送できるようになった。
「よし。ここなら周りの目につくこともないだろう」
辺りを見渡して確認し、手のひらに聖と書いた。その状態で原始の剣を握り、魔力を全力で込める。するとどんどん魔力は吸い込まれて、4分の3程注ぎ込むと光りだした。
「ッ!!…これは…」
光が収まり、見えるのは大量の聖なるオーラ
「どうやら上手く行ったようだな」
原始の剣 《聖剣 エクスカリバー》
・モンスター相手にダメージ中補正
・使い手のステイタスに大補正
…まさかかの有名な剣、エクスカリバーができるとは思わなかった。アーサー王の使った剣であるエクスカリバーだ、纏っているオーラも名前負けしていない
「犠牲はお前だ【速】」
ミノタウロスが襲ってきたので、試し切りすることにした。ミノタウロスの角は、本来なら硬いはずだが、バターより軽く切れてしまう
「もう充分だ【衝撃】」
今までは斬で、斬撃を飛ばしていたのに、ステイタスの上昇とエクスカリバーの鋭さにより、素の力で飛ばせるようになった。なので、衝撃の効果を付けると、遠くに飛ばせる爆弾の完成。
ドカァァァァァン
そんな音とともに、血が飛び散る。骨や肉は爆発で塵となった。
「この調子で中層は狩り尽くすか」
不敵な笑みを浮かべ、金と経験値を稼ぐために虐殺を始めるのだった
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