暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic23-B新暦75年ミッド・プライソン戦役〜Battle Field〜
[9/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
軍を許すな! ミッド陸士武装隊の底力を見せてやれ!」
私とザフィーラは、対陸戦兵器戦のメンバーとして地上の武装隊と合流。中央区画、東部、西部、北部、南部、それぞれに戦車と装甲車が出現した。それを片付けるのがお仕事の内容。教会騎士団も各地に散開しているとのことだけど、ここにはまだ到着していない。
――シュートバレット――
――シュートバスター――
普段は縄張り争いなどをしている陸士隊が、共通の危機と敵を前にして今は協力して事に当たってる。基礎中の基礎である射砲撃を撃ち続け、戦車・装甲車やT型に攻撃を繰り返す。T型はAMFを積んでいるけど、射砲撃の集中砲火を浴びればどうしようもなく爆散する。戦車と装甲車は、ガジェットや戦闘機と違ってAMFを積んでいないみたい。とは言え、物理破壊設定の魔法でもビクともしない装甲の厚さだけど・・・。
「また・・・!」
戦車と装甲車は2台1組で行動していて、戦車がエネルギー砲撃(質量兵器の砲弾じゃないのよね・・・)を撃っている間、無防備なその巨体を援護するのが装甲車の機関銃(これもエネルギー弾)。さらにガジェットのT型が統制の取れた歩兵パレードの如く進軍して来る。エネルギービームの雨あられ。本当いい加減にしてほしいわ。
「えいっ!」
――ペンダルシュラーク――
両手の人差し指と薬指にはめた4つの指輪・“クラールヴィント”から伸びてる魔力ワイヤーを槍のように勢いよく伸ばして、先端に付いてる宝石の振り子でガジェットT型を攻撃。AMFに少しだけ拒まれたけど、ヴァリアブルシュートのように対AMFの魔力コーティングをした振り子を最後まで拒みきれずに、自身への直撃を許した。爆散するT型から振り子を戻した時、「この!」装甲車の砲塔から、砲弾状のエネルギー弾が2発連続で発射された。
「防御担当! 一斉シールド展開!」
――ラウンドシールド×20――
「クラールヴィント! 負けていられないわよ!」
――風の護楯――
1発目は武装隊の複層シールドで、2発目は私のシールドで防げた。戦車と装甲車は、ほぼ無差別に攻撃を仕掛ける所為で、建造物にも容赦なく被害が出始めてる。だから私や他の武装隊の魔導師が防御を行って、可能な限り建造物を護る。民間人の避難は続けているけれど、まだ完全じゃない。一応、この周囲一帯の避難は終えているけど、だからって建造物に被害を出していいわけじゃない。
「ザフィーラ、装甲車を転ばして!」
「承知した!」
――鋼の軛――
まずは戦車を護る装甲車を攻略する。拘束杭を車体の真下、右側辺りから突き出させた。片輪装甲でなんとか持ちこたえていたけど、「撃って!」私の声に応じてくれた武装隊の射砲撃が着弾して、装甲車が大きな音を立てて横転した。ちょ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ