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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic23-B新暦75年ミッド・プライソン戦役〜Battle Field〜
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を上げて、強い光を宿した瞳であたしとアリサとティアナを見た。
「そんで、ティアナ」
「はい?」
「お前には悪いと思ってる。フォワードのリーダーとして、この事件の最後までフォワードを率いてほしかったんだがな。悪ぃけど、あたしの指示下に入ってもらう」
「あ、いえ! 大丈夫です、勉強させてもらいます!」
正直な話、ここまでヤバい展開になるとは思ってなかった。プライソンがここまで馬鹿な真似をするなんてな。とにかく、これ以上悪い方へ転ぶわけにはいかねぇ。さっさと列車砲を片付けねぇと。
「ヴィータ副隊長! 列車砲が見えてきました!」
操縦席のアルトから報告が入った。装甲列車の屋根に備え付けられた砲台を警戒したあたしは「ここまででいい! ハッチを開けてくれ!」指示を出した。
「了解です!」
「防護服着用!」
あたし達はそれぞれデバイスを起動して、制服から防護服へと変身。徐々に開いて行くハッチから、列車砲と装甲列車が遠目だが見えた。ギンガが「大きい・・・!」って、遠目でも判るほどの巨大さに戦いた。そんな列車砲の巨大な砲塔2門からまた「巡航ミサイル・・・!」が撃たれた。
「アルト、お前はすぐに避難しろ! よし、行くぞ!」
「お気を付けて!」
ある程度まで高度を下げたヘリのハッチからあたし達は飛び降りた。だだっ広い荒野地区に似つかわしくない馬鹿デカイ人工物。4kmほど離れてんのに、それでもその巨体さを見せつけて来る。そりゃ視界を遮る木々や建造物が全く無ぇ荒野地区だかんな。今すぐにでも突っ込みてぇけど、まだ陸士隊が到着してねぇから、しばらくはここで待機だ。
「――また、ミサイルが・・・!」
戦力が整う前に、列車砲から巡航ミサイルが発射され続ける。はやて達がクラナガンでゆりかごや護衛艦、それに戦闘機隊と交戦しながらも対処してくれるって話だが、それもいつまで続けられるか判んねぇ。
「ヴィータ。これ以上は、いたずらに首都への被害を大きくするだけだと思うわ」
「判ってるよ、んなこと・・・」
クイント准陸尉たちを相手にしながら、装甲列車の射砲撃に注意を払い、そんで列車砲と装甲列車を破壊する。きっちぃな〜。もう少し戦力が欲しいところだぜ。とまぁ、そんな風に考えていたところに・・・
『こちら第零技術部、チンク・スカリエッティ二尉とセイン・スカリエッティ曹長。これより列車砲攻略戦に参加します』
チンクから通信が入った。スカラボに懇意にしてもらってるあたしとアリサ、それにスバルとギンガは驚いた。ドクターが殺害されて間もないっつうのに、コイツらはちゃんと局員として、前線に出張って来たんだ。あぁ、すげぇよ。けどやっぱ、目が赤く腫れてる。
「いや、正直うれしいけどさ。本当に大丈夫
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