暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる・外伝
提督はBarにいる×プレリュード編・その4
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

 芋の天ぷら4種類に引き続き、変わり種の野菜の天ぷら攻勢はまだまだ続く。お次は気分を変えて、緑黄色野菜……ブロッコリーの天ぷらだ。

《意外なマッチング!?ブロッコリーの天ぷら》

・ブロッコリー:1株

・天ぷら衣:1と1/4カップ

 ブロッコリーは先端を食べやすい大きさの小房に分け、茎も皮を剥いて適度な大きさにカット。このメニューの良いところは普段は捨てがちな茎まで余さず食べられる、って所だな。後は衣に潜らせて、170℃の油で揚げるだけ。

「ハイよ、『ブロッコリーの天ぷら』だよ」

「ブロッコリーかぁ……揚げて食べるのは初めてだな」

「普通は茹でてマヨネーズ付けたり、サラダにしたり、シチューとかだものね」

 物珍しいかもしれないが、味は保証するぜ。房の部分はサクサクの衣とホロホロとほぐれる面白い食感、茎の方はシャキシャキとした歯応えが楽しい。オススメは塩。サラダ感覚でハーブソルトなんかかけても美味いぞ。勿論、ブロッコリーだからマヨネーズも合う。……ただ、マヨネーズ単品だとくどいので醤油に溶いて付けて食べるといい。お次は森のバター・アボカドの天ぷらだ。

《サクサクとろーり!アボカドの天ぷら》

・アボカド:1個

・塩:ひとつまみ

・天ぷら衣:130gくらい

 森のバターとも呼ばれるアボカド、油分が多いために揚げるとくどくなりそうに思えるがその実、動物性の脂肪ではない為に然程くどくはない。寧ろ衣に守られてその中で加熱される為、一口かじるとトロリと蕩けるような食感が楽しめる。アボカドは種を取り除いて皮を剥いて、スライスか大きめのダイスカットに。個人的にはスライスよりもダイスカットがオススメだ。

 後は天ぷら衣に塩をひとつまみ入れ、アボカドに衣を纏わせて油の中へ。

「さぁさぁお次は『アボカドの天ぷら』だよ」

 アボカドは生をスライスしてわさび醤油……という食べ方が多いが、こいつは天つゆよりも圧倒的に塩。トロリと蕩けるアボカドの実の濃厚さを、シンプルな塩が引き立ててくれる。さて、お次は珍しい『生らっきょうの天ぷら』をご紹介しよう。

《シャキシャキほろ苦大人の味!生らっきょうの天ぷら》

・生らっきょう:20個くらい

・天ぷら衣:大さじ4


 甘酢漬けの印象が強く、カレーの添え物位のイメージしなかないらっきょうだが、漬けずに加熱すると予想外の顔を覗かせてくれる。まずはらっきょうの下処理から。

 ボウルに水を張り、らっきょうを入れる。らっきょうはにんにくのように3〜4つの実がくっついてなっているので、パキパキと1つずつにバラしていく。上手くバラせたらボウルの中身全体をかき混ぜるようにして、らっきょうに付いている泥や汚れを落としていく。数回洗い水を変え
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ