提督はBarにいる×プレリュード編・その2
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う。
《色々揚げちゃえ!万能天ぷら衣》※分量4人分
・小麦粉:1カップ
・片栗粉1/4カップ
・水:手順内で説明
・料理酒:大さじ1
・酢:大さじ1/2
・氷:2〜3個
まずは粉と溶き水の仕込み。小麦粉4に片栗粉1の割合でボウルに入れ、泡立て器等で混ぜたら冷蔵庫で冷やす。計量カップに酒と酢を分量通りに入れたら、そこに足す形で水を200mlまで入れる。コレも冷蔵庫で冷やす。
サクサクカリカリの天ぷらを揚げるには、衣と油の温度差が重要だ。このまま冷やしておき、揚げる直前に出して両者と氷を混ぜ合わせる。粉はダマが残る位でOKだ。
今回は時間短縮であまり冷やさずにいくぞ。本来なら晩飯にやるなら昼間の内に仕込んでおいて、キンキンに冷やしておくのが理想だな。
さて、何から揚げていくか。やっぱりここは大定番、海老天からにするか。
《天ぷらの4番打者!海老の天ぷら》
・海老(中サイズ):10匹
・塩:小さじ1/2
・片栗粉:小さじ2
・さっきの天ぷら衣:1カップ
まずは海老の下処理。殻を剥いて、背わたを取り除いた海老を片栗粉と塩で揉んでやる。すると尻尾の隙間やら身体に染み込んでいた泥汚れ等の細かい汚れが片栗粉に吸着されて、黒ずんでくる。こうなったら良く水洗い。
洗い流して水気を切ったら、プロのように真っ直ぐな海老天を揚げる為の一手間、隠し包丁を入れる。海老の腹側、3〜4ヶ所に切り込みを入れ、引っくり返して上から包丁の腹などを使って押してやる。当然ながら力をかけすぎるとぺちゃんこになるから注意な。押していると海老の筋繊維の切れるプチっという音がしたらOKだ。目安は……そうだな、海老を指の上に乗せてみて、クタッとブリッジしたらOKだ。
こうなったら海老に衣を付けて、180℃に熱した油の中に潜らせる。手前に頭側、奥に尻尾が向くようなイメージで油に入れると結構綺麗な形になるぞ。ジュワアアアァァ……と衣の水分と油が反応していい音を立てる。揚げ物ってのは音でも食欲を刺激してくるから堪らない。早く揚がらないかと期待感が高まってきた所で、油から引き上げる。軽くこちらの油切りバットに乗せて油を切ったら、冷めない内に予め準備しておいたお一人様用のミニバットに移動。
「ハイお待ち、『海老天』だよ。好きな塩を付けて、熱いから気を付けて食べな」
天ぷらと聞いて、準備したのはおろし天つゆ、粗塩、梅塩、カレー塩、抹茶塩。変わり種の天ぷらは、また変わった調味料が合うからその都度出していく。
ちょんちょんと海老天の先に好みの塩を付け、ガブリ。サクサクカリカリの衣の中からは、プリっプリの海老と旨味の詰まったジュースが溢れ出す。当然ーー、
「「熱っつ!」」
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