提督はBarにいる×プレリュード編・その1
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爺さんからの紹介の提督が、またやって来るらしい。この前の提督は事前の情報が無かったモンで、大したもてなしが出来なかった。そんなのは俺のポリシーに反する。だからこそ今度は事前の下調べを入念にする事にした。
「名前は帆波峻(ほなみ しゅん)、階級は大佐か。所属は……横須賀か。所在地が館山…いいトコ住んでんなぁ」
今の横須賀鎮守府の状況は、提督と艦娘が飽和状態に達していると噂に聞いた。横須賀周辺に鎮守府を配置し過ぎたせいで迎撃の為の指令が遅延する、という本末転倒な状態。その上敵さんも分厚い防衛線に興味を示したのか、攻撃される頻度が増しているという全くもって意味のねぇ状況。その上更に横須賀周辺に配備する艦隊増やそうとしてる、ってんだからアホの一言だ。こっちは300近く艦娘が居たって手が足らねぇってのに、ったく。
「ホントよねぇ、忙しすぎて阿賀野が休憩する暇が無いじゃない、もう!」
「その割には言ってる事とやってる事が一致してねぇがな」
そんな会話を交わしている今日の日替わり秘書艦の阿賀野は今、執務机ではなくソファに腰掛けてティーカップを持っている。テーブルの上には今日の気まぐれ手作りおやつの『バナナとウォールナッツ(胡桃)のマフィン』だ。
《意外と簡単、おやつにマフィン》※分量5個分
・バナナ(完熟):2本
・胡桃:15g
・レモン汁:少々
・バター:50g
・砂糖:70g
・強力粉:100g
・薄力粉:60g
・卵:2個
・ベーキングパウダー:5g
・シナモンパウダー:小さじ1/3
・サラダ油:大さじ2
まずは材料の下拵え。バターと卵は冷蔵庫から出して室温に戻しておき、バナナの1本は薄くスライスし、もう1本は5等分にカットしてレモン汁をまぶしておく。胡桃は粗めに砕く。
砂糖以外の粉類を一緒にして篩にかける。連結型のマフィン型にグラシンカップ(カップ形のクッキングシート)をセットしておき、オーブンを180℃に余熱スタート。
室温に戻したバターをボウルに入れ、ハンドミキサーでクリーム状になるまで練り、砂糖を加えて白っぽくなるまでよく混ぜる。別容器に卵を溶いて、練ったバターに少しずつ加えてハンドミキサーで更に混ぜる。
卵とバターが混ざったら、ふるっておいた粉類を加えてゴムべらに持ち替え、練らずにさっくりと混ぜる。まだ粉が見える位の混ざり具合の時にスライスバナナとサラダ油を加えて更にさっくりと混ぜる。
生地が出来たら型に入れ、中心にバナナを挿し込む。……いやらしい意味じゃないぞ?念の為。軽く押し込んで周りに胡桃を散らす。
オーブンに入れて25分程焼き上げる。竹串を刺して生焼けの生地が付いて来なければ完成。マフィンの
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