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ソードアート・オンライン 結城家の次男は両手剣使いで恋人は黒の剣士
絆の始まり
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トを助けることを目指す。先ずはキリトを殺そうとしているリトルネペントに走りながら飛び蹴りの態勢に入る。
飛び蹴りの態勢に入ると、キリトの小さな呟きが耳に入った。
「結局は私に、助けなんてありはしないんだ」
その言葉を聞いた俺は歯を食い縛り、リトルネペントに強烈な飛び蹴りを咬ました。
「キリトに・・・・手えぇ出すな!」
蹴られたことにより、リトルネペントの攻撃はキリトから逸れた。俺は安堵しキリトに顔を向けてみると俺のデカい声に驚いたのか、それとも俺が助けに来たことに驚いたのか、キリトは涙を流しそうな顔で俺を見ていた。
キリトの瞳に涙が出ないように、俺は不適な笑みを見せてこう言った。
「そんな悲しいこと言うなよキリト・・・・じゃあ俺がここにいるのは、助けじゃないってことなのか?」
「ラ、ラグナ!?」
「悪いな遅くなって・・・・でも良かったぜ。お前を死なせずにすんだんだからな」
キリトは涙が出そうな瞳をぐじぐじと擦り、俺の名を呼んだ。
キリトを何とか救えたのは良い、だがまだ周りには10体以上のリトルネペントがいた。リトルネペントの数を見た俺は、持っているスモールソードを強く握り締めリトルネペントを睨み付け口を開く。
「そんなことよりキリト・・・・・俺はこの状況を切り抜けたい。一緒に戦ってくれるか?」
そう言うとキリトはハッとしたように、スモールソードを持って起き上がる。
「うん!私はまだ、戦える!」
そう返して、俺の背中を守るようにスモールソードを構えるも「・・・・でも」と口にして続けて言った。
「ラグナ。その代わり私の背中は守ってね♪」
小悪魔のような皮肉が入るも可愛らしい笑顔で、キリトは言ってきた。この言い方に俺は「ハハッ」と笑い強く言い放つ。
「任せろ!背中どころかお前自身を守ってやるよ!」
「だからキリトも・・・・・俺の背中はちゃんと守ってくれよ!」
「もちろん!」
俺の言葉に何故かキリトは少し頬を赤く染めると、すぐに真剣な表情になるも笑顔を見せ頷いた。
こんな話し合いにリトルネペントはよく待ってくれたな。案外AIも空気を詠んでたりして。
(・・・・・・・・・・・なんてな)
「行くぜぇ!」
ふとそんな事を考えてしまうが、すぐに思考を切り替え俺は気合いの言葉を叫んで突撃する。キリトも戦闘再開の合図と取り俺と同時に動き出した。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
「だあぁぁぁっ!」
「えいっ!」
初撃からいきなりソードスキルを放ちリトルネペントを倒して、俺達はリトルネペントと戦闘を再開する。
何とかリトルネペントから背後から襲われることは
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