暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦記リリカルドライブSurprise
誘拐事件を解決できるか
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って乗車する。そしてベルトさんを掴んで、腰に巻きながらも尋ねた。

「ベルトさん…俺を選んだ理由、教えてくれよ」
『もちろん、君にはドライブに適合できる存在だからだ。やってくれるか、ヴァイス?』
「……走れるのも奴をやっつけるのも、俺1人だけだからな!」

そのままトライドロンを走らせてシフトブレスにシフトスピードを装填させた。

「考えるのは止めてやるよ!」
『OK!Start Your Engine!』
「変身!」
『DRIVE type SPEED!!』

ヴァイスは仮面ライダードライブに変身しながらも、トライドロンを運転してアイアン達を追いかけた。

「おい、あれって!?」
「ヤバいっスよ。追いかけてきた!?」
「なんとか足止めしろ!!」
「「うっす!!」」

アイアンは2体に命令して走って逃げ続けた。
それから【093】は空を飛ぶ【071】の足に掴まりながらも、エネルギー弾でトライドロンを攻撃してきた。

「おい、どうすんだ!?」
『こんな時にもシフトカーの出番だ』
「え?」
『MAX FLARE!FUNKY SPIKE!MIDNIGHT SHADOW!』

ベルトさんの掛け声と一緒に、ドライブのシフトカーホルダーのマックスフレアとファンキースパイクとミッドナイトシャドーが、ドライドロンのリアハッチに入ってしまった。

『タイヤフエール!』

するとトライドロンの左前輪がマックスフレアの、さらにリアハッチの右車輪がファンキースパイクで、左車輪はミッドナイトシャドーのタイヤが出現した。
さっきよりもスピードもパワーもアップしたトライドロンは、緑のトゲと紫の手裏剣を飛ばして【093】と【071】を捕らえた。

『Go!トライドロン!!』

そして再びベルトさんの掛け声と共にトライドロンが炎に包まれながら、【093】と【071】に向かって体当たりして2体は爆発。

「ヤバい…早く逃げよう」
「そうだな。早くって」

奇跡的に残ったコアも、結局アイアンを追うトライドロンに踏まれて消滅した。それから何とか逃げ切れたと思ったアイアンは、少し休憩していた。

「はぁ、はぁ、ここまで逃げれば…もぅ…大丈夫」
「なにが大丈夫なの?」
「ん?げっ!?」

だが、既に追い付いてドライブがトライドロンから降りてきた。

「さぁ、行くぞ」
「うぐぐ…進化した俺様を、舐めるな!」

アイアンは両腕を強化して襲い掛かった。ドライブは避けて反撃しようとしたが、スピードもパワーも明らかに相手が上だった。

「不味い…なんかとても勝てる気じゃ…」
『動きを封じなきゃな!』
「だったら、ピッタリなのが」

するとジャスティスハンターはサイレン鳴らしながら走って、ドライブ
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