暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜復活の翼人〜
[6/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
力!?」





逃げた二人は高架下に着地し、そこから更に地面に潜って逃走しようとする。



「間に合ってよかったですね!ルーテシアお嬢様!」

「ありがとうセイン・・・でも、アギトが・・・・」

「アギトさんならあの隙に逃げましたよ。いやぁ、やりますねぇ・・・・」




そんなことをいいながら逃げられるな、と思った二人。






だが、こちらでもそんなことはなかった。






「・・・・逃がぁ・・・・・・・さんんんんんんんん!!!!!!!!!!」

ドゴォ!!!!!




いきなり頭上のハイウェイが崩壊し、瓦礫が雨のように降ってきた。
打ち砕いたのは青龍だ。

獣神体でではなく、人神体で。


エリオたちの真上から落下するように突撃してきた青龍が、驚くフォワードやヴィータ、リィン達を尻目にハイウェイを砕いてその下に逃げたセイン達を追ってきたのだ。





いきなりのそれに驚く二人が、更に地面に潜って逃げようとする。


だが、今この男は使命に燃えている。
もしかしたら一番燃えに燃え上がっているかもしれない。



そんな彼が、地面に潜ったくらいで逃がしてくれるはずなどなかった。





「ヌ・・・ウン!!!!」





高架下の地面に拳を突き立てる青龍。
そしてそこから一気に獣神体となり、巨大な龍の姿へと変わる。


そうなれば当然、地面が砕け、瓦解する。
そしてその中に潜っていたセインとルーテシアの姿もあらわになった。




「うええええええ!?なんだそれぇ!?」

『・・・・今の私は・・・・止められんぞッ!!!!』




そこから再び人神体に戻り、セインとルーテシアを捕まえようと手を伸ばす。



しかし




「ルールーに手ぇ出すなぁ!!!!」







ドォン!!!!!







巨大な炎の塊が、青龍を襲い、その手はついに届かなかった。

ルーテシアの目の前に現れたのは先ほど捕まっていた小さいなりの融合機、アギトだ。
おそらく離れていたのだろうが、ルーテシアの危機に戻って来たのだ。


「ルールー!!はやく逃げろ!!」

「でも・・・・アギトが・・・・」

「あたしはあとから一人でも転移できる!!!だから先に行けって!!!」

「お嬢様、ここはアギトさんの言う通りにしましょう!!!」

「・・・・うん・・・・・」



そう言って二人が地面に潜って離脱する。







崩れたハイウェイ上では、フォワードたちとリィンが呆気にとられていた
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ