第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜復活の翼人〜
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話しタァイム!!キミタチどこの何者?レリック狙う辺り、スカリエッティとかいう人のお仲間ですか〜?」
ノリノリで聞いてくる蒔風に、どうにか逃げ道を探そうと目だけを動かして周囲を探る三人だが、目の前の男からどうにも逃がさないというオーラを感じる。
だが、ついにディエチが突破口を発見する。
三人が念話で打ち合わせ、クアットロが蒔風に話しかけた。
「私どうにもわからないんですけどぉ、あなたって一体何者なんですか?ここまでやる人だとは思えなかったんですけど〜〜」
「おおメガネちゃん。そうだねぇ、俺は蒔風舜だ。そして、ただそれだけの男さ。にしても・・・・・」
蒔風がクアットロ以下三人の首元を見て、指を指しながら名前を呼んだ。
「3、4、10でトーレ、クアットロ、ディエチ・・・・・イタリア語!?ここミッドなのに!?」
蒔風がツッコんではいけない事をツッコんだ。
当の本人たちもよくわかっていないようである。
だがまあ、と蒔風が先を言う。
「それなら一体何人までいるんだ?教えてくれないかなぁ・・・・って逃げんなそこォ!!!」
蒔風のその手から圧水砲が放たれる。
狙ったのはトーレだ。
彼女はビルの屋上に跳躍し、その屋上にあった何かを取ろうとしていた。
砲撃は彼女を捉え、ビルの壁に叩きつけられて地面に落ちる。
しかし、その衝撃でビルの上にあった物が落ち、それをディエチがキャッチした。
「IS発動!!!」
落ちてきたのは逃亡の際捨ててきた彼女の狙撃砲「イノーメスカノン」
それをキャッチし、瞬時にエネルギーを充填、蒔風にその砲口を向ける。
だが距離が離れている。
これなら蒔風は再び拳の一撃で葬るだろう。
本当にこの距離ならば。
蒔風が拳を振りかぶり、その砲撃に対応しようとした瞬間、ディエチの姿がぶれる。
と、同時、蒔風の胸元から数pもしない位置に、ディエチと、イノーメスカノンの砲口が現れた。
「ッ!?幻術・・・・・・」
「わたしのIS「シルバーカーテン」。調子乗った人が驚く顔って、本当にいいわね〜〜」
「同感だがっ!!!」
ドォン!!!!!!
ディエチが砲撃を放ち、大きな爆発が起こる。
爆煙が高々と上がり、もうもうと空に上がっていった。
その隙に三人はシルバーカーテンを使って一時撤退、その後回復したトーレによるライドインパルスで帰還した。
一方蒔風の方はと言うと
「ブハァ!!!!イッタぁなぁ、もう・・
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