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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter62
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しは奴…のフードが取れたことで素顔を見えて言葉がでなくなった。

だって…しかたがないじゃないか…

胡桃「ジュー…ド…!?」

あたしがそう思っていたやつはジュードだったのだから

ジュード「く、るみ…どう…し…て…!」

ジュードが恨み声であたしの名前を呼ぶ
あたしはどうなっているのか恐ろしくなってガングニールから手を離して一歩また一歩と後退る。

そして後ろに後退っていると足が何かに当たった、あたしは恐る恐るそれを見ると…

たしかそこにはふたりの局員の亡骸がある…けど…違った…

胡桃「ゆ…き…!…めぐ…ねえ…?!」

そこに横たわっているのは局員ではなく由紀とめぐねえ…

あたしがつけた傷からは今もなおふたりの血が流れている。

由紀「く…るみ…ちゃ…ん…いたい…よぉ…」

めぐねえ「えびずざわ…ざん…ゆる…ざない…!!!」

ふたりとも恨み声で私を睨み付けてくる。

胡桃「あああ、あああああっ!?」

恐ろしくなったあたしは離れるように走るがすぐに立ち止まる。

目の前にはもう一つの人がそこにおり、初めにネクロマンサーだと思って倒した奴だ。

そしてあたしはそいつの顔を見て頭が真っ白になった。

先輩「えび…すざわ…」

胡桃「先…輩」

あの日…パンデミック初日にあたしが殺した…あの、先輩がボロボロな体で起き上がってくる。

先輩「君…に…殺され…て…本当…に痛かっ…た」

逃げなきゃ…逃げないと

直ぐにこの部屋から脱出をしようと足を動かそうとしたが何かに捕まれて動けない。あたしはそれを確認すると由紀とめぐねえが足を掴んでいた。

胡桃「ひっ!」

捕まれていたことに気づき振り払おうとしようとしたとき背中からジュードがあたしの動きを封じ込めるように腕で縛り上げてきた。

胡桃「い、嫌だ…こんなのって…」

必死にもがいて拘束を解こうとするけど解けずにあたしの目の前に先輩がやってきた。

先輩「お、まえにも…僕たちの…痛み…をあじわぇぇぇぇぇっ!!!」

胡桃「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

先輩は恨み声であたしの首元に噛み付こうと襲いかかり、あたしは悲鳴を上げた。


作者SIDE

ネクロマンサー「眠るが良い永遠の悪夢の中で…」

苦しみながら一向に立ち上がらない胡桃達4人、その中で唯一正常なものネクロマンサー以外にもいた。

ガングニール[おい!嬢ちゃん!返事をしろ!]

ガングニールだ、ガングニールはデバイスなのでネクロマンサーの力を受けずにすんだのだが部屋に入った瞬間倒れ魘され始めたことに困惑を隠せないでいた。

ネクロマンサー[ほう?デバイスか…流石に機械には私の幻覚は効かな
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