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リリなのinボクらの太陽サーガ
アルカンシェル
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のはそっちだ。管理局も教会も全部利用して世界の危機を生み出し、挙句の果てにマキナまで死なせて……! 詫びを入れるなら今の内だよ!」

「闇の書の先代主の娘が死んだところで、私には関係ない。むしろ喜ばしいことではないか。あの忌まわしきロストロギアの遺児が、我々の力の汚点でもあるニダヴェリールの生き残りが、ようやくいなくなってくれたのだからな!」

「ッ……! 今のを聞いてよくわかったよ。お前みたいなのがいるから、マキナは安心できなかった。お前みたいな奴に命を狙われてたから、ずっと戦い続けていた。だったらお前に報いを受けさせる事こそが、今ボクが彼女にできる手向けだ!」

「短絡的な奴はそうやって我々の崇高な思想をまるで理解しようとしない。はぁ、この会話すら何の意味もない下らない時間だった。これ以上気分を害される前に、さっさと終わらせてやろう!」

「何一人で思い上がってんの? こっちの要件は何一つ済んじゃいない……クロハネ達を封じたSOPの解除と、お前の身柄の拘束。これ以上余計な抵抗をするようなら、もうどうなっても知らないよ。今のボクは非常に我慢弱いんだ!」

「SOPの解放? 身柄の拘束? はっはっはっ! ずいぶん面白い戯言を言うじゃないか。お前達の要求にこのアルビオンが従うとでも? それにお前如きの実力で、大司教であり少将でもあるこの私に敵うものか!」

アルビオンが手に持つアームドデバイス、柄を挟んで両方に黄金色の魔力刃が伸びるダブルセイバー。扱うには高い技量を要するその武器を得物にしていることから、アルビオンの実力が垣間見えた。

だがそれを知った所で、レヴィの頭に退く考えは微塵も浮かばなかった。刹那、息もつかせぬ速度で切りかかってくるアルビオン。対するレヴィもバルニフィカスのモードを変更、二刀流にして応戦を開始、CQCも交えながら青く輝く刃を衝突させる。

「クッ! 意外に強いね……! でも、お前がどれだけ強かろうが、ボクは負けられない! この落とし前、ここでつけさせてやる!!」

レヴィが啖呵を切るのと同時に嵐で雷鳴が轟き、聖王教会での戦いの火蓋が切って落とされた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新暦67年9月24日、22時04分

第78無人世界ニブルヘイム、上空。

「いやぁ……まさか土壇場で、フェンサリルの技術力を思い知るとはなぁ」

「管理局以上の技術力を目の前で証明されちゃったね、はやて」

「次元跳躍弾頭も一応フェンサリルの技術が流用されてるらしいし、アウターヘブン社の技術力も考えると、最近の魔導文明ちょっと出遅れてる感がするよ」

遠い目を浮かべるはやて達に、管理世界の人間が泣きそうな辛辣なセリフを吐くなのは。彼女達がこんな事を言っているのは、ニブ
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