ガンダムW
1583話
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れる覚悟を持っているのでデルマイユとかと比べても十分な程に潔い。
「綾子、まずは連合軍を攻撃している施設を破壊していくぞ。破れかぶれで近距離にも関わらず攻撃してくる奴もいるかもしれないから気をつけろ」
『了解。じゃあ、あたしはこっちに向かうよ』
「ああ」
短くそれだけの言葉を交わして、綾子と別れる。
ミサイルにしろ、砲弾にしろ、ビームにしろ……当然のように、ここにあるのは基地へと近づいてくる相手を攻撃する為の兵器だ。
つまり、ここまで接近してきたトールギスやトーラスといった兵力を相手にするのは威力過剰と言ってもいい。
だが……ここまで接近されてしまったという恐怖、遠距離からの操作で前線の様子を完全には理解出来ていないところ、そして何より、自分達はOZでエリートだから絶対に負ける筈がないという妄想とは裏腹の現実。
その辺りを考えると、自殺行為に等しい攻撃を行ってきても不思議ではない。
「ビームはともかく、砲弾とか機銃なら何とかなるかもしれないとか考えてるのか?」
近くにある地面が割れ、そこから機銃が顔をだすとこちらへと向かってその銃口を向けてくる。
だが、その機銃が実際に弾丸を発射するよりも前に、シールドから引き抜かれたビームサーベルが機銃そのものを破壊する。
そして連合軍へと攻撃している迎撃装置を破壊していくと……
「っと!」
空中から落下するようにして降下してきたリーオーが、俺へと向かってビームサーベルを振るう。
リーオーとはとても思えない動きの鋭さ……それを行うような相手に、心当たりがあった。
「ゼクス、か」
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