暁 〜小説投稿サイト〜
ロクでなし魔術講師とWの戦士
偽りのQ/告白ラッシュ
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。美人で治療の達人なのだが本人が極度の虚弱体質なためよく血を吐血する。

「とにかく今日という今日は言わせてもらいます!先生、あなたって人は… 」

と、システィーナが続けてグレンに説教しようとしたその時

「食らえ! 」

シュッ!

「えっ!? 」

ドーパントが遠くから放った矢がシスティーナに命中した。

「おい白猫、一体どうした? 」

ちなみに矢はシスティーナに命中した直後に消えてしまったためフィリップですら気づいていない。

「白猫、言いたいことがあるならさっさと言えよ 」

グレンがシスティーナに対してそう言うと

「わかりました。言ってあげますよ 」

システィーナは声を出した。

「私、先生のことが…好きです! 」

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

教室内が少しの間、静かになると

「「「ええぇーーっ!! 」」」

システィーナとリィエル以外の全員が叫んだ。

「な…何で告白するんだよ!? 」

「しかもグレン先生なんかと!? 」

「きゃーっ!!教師と生徒による禁断の告白よーっ!! 」

教室内が騒ぐなか

「白猫、お前熱でもあるのか?それとも変なものでも食ったのか? 」

システィーナの額に手を当てるグレン

すると

「ひどいです先生!私達、口づけしあった仲じゃないですか 」

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

再び教室内が静かになると

「「「ええぇーーっ!! 」」」

再びシスティーナとリィエル以外の全員が叫んだ。

「ダメだよシスティ、そんなこと大勢の前で言っちゃ!? 」

「離してルミア!私の初めてをあげたんだから先生は責任とって私と結婚するの!! 」

『グレン、君もなかなかやるね 』

「いや、俺にも口づけした記憶はないんだが!? 」

そもそもあれは口づけというより人工呼吸である。

グレンがどうしようかと困っていると

「リィエル? 」

いつの間にかリィエルがグレンに抱きつき

そして

「グレン、大好き 」

とグレンに対して言った。

「ちょっとリィエル!先生は私のものよ!いちごタルトあげるから下がりなさい! 」

「今はいちごタルトよりグレンの方がいい! 」

「落ち着いてよ二人共!? 」

グレンを巡って争うシスティーナとリィエルを必死で止めようとするルミア

一方のグレンは

「へっ… 」

システィーナどころかリィエルにまで愛の告白をされ、何が何だかわからなくなっていた。

すると

「ちょっと落ち着きなさいなあなた達! 」

騒動を静めようとウェンディが立ち上が
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ