第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜「蓋」〜
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りいろんなものを詰め込んで、ズレてきたってことやろか?」
「それが今回で明るみになって・・・・それでもうこんなことが無いように逃げた?」
「なんなんや・・・あのヘタレは・・・・ただ弱いから逃げるやと・・・・?翼人がなんや。そんなもん・・・・」
はやてが憤って悪態をつく。
しかし、それにフェイトは違うと反論する。
「はやて。舜はもう、どこにも属さない人間なんだよ・・・・人からも、生物からも、世界からもって言ってたから・・・だから・・・「翼人」っていう枠は、舜の最後の居場所なんだよ」
「そんなん・・・・うちらがいくらでも作ったる・・・・それなら・・・」
「でも・・・それじゃあ私たちに迷惑をかけるって・・・・・」
「・・・・ああもう!!!どないせぇっちゅうんや!!!!」
「待とうよ。そして、伝えよう」
はやてが頭をがガシガシと掻くと、なのはが一言、ぽつりと言った。
「待つの。舜君は、いつか気付いてくれるよ。私たちがどれだけ舜君を待っているか。そして、それを伝えなきゃいけない・・・・・」
それはなのはの決心だ。
彼を必ず連れ戻す。
そのために、みんなで言葉を贈るのだ、と。
想いは伝えなければならないと。
それから、蒔風の元に皆のメッセージが届くようになる。
しかし、その内容はどれも蒔風の心を押すものではない。
この世界で、蒔風だからこそ残せた何か。
それが現れる日が来るのだろうか。
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「あ、主・・・・」
「あん?もーいいよ。話しちまったことは仕方ねえ。でも、もうやるな」
自室で青龍たちに注意をする蒔風。
だが、彼は忘れていた。
「願い」を元に戦う彼は、仲間無しでは、ダメなのだ。
たしかに、ひとりで戦っても強いのは確かだ。
しかし、それは「絶対」ではない。
誰かと関わり、そのものの願いを受け取れたとき、彼は真の強者になる。
忘れたことは、あまりに大きい。
誰の想いも受け取れぬ、関わりを断った翼人など、並の強者と変わらない、という事を
to be continued
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