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ハピレス星矢
04
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合わせに重なり、「ワトソン君」が追加された、双子座の聖衣だった。
 その聖衣しか無い場所で急速に膨れ上がる小宇宙! そこで繰り出されるフィニッシュブローは?
「アナザーディメンション!」
「「「「「ああ〜〜〜っ」」」」」
 双子座の聖衣から発せられたフィニッシュブレーによって、異次元を彷徨う羽目になったセイント達。

 天秤宮(きさらぎママの生物標本のライブラ…り)
「はっ、きーちゃん」
 アナザーディメンションにより、天秤宮にまで飛ばされた十隠カンナが、書庫の主に気付いた。
「私は水瓶座ですが… 人数が足りないので仕方ありません、カンナちゃん、お仕置きです…」
「そんなっ、怖いですわ怖いですわ、きーちゃん何か怒ってます? あれ? きーちゃんちょっと若い?」
 カンナの前には、どう見ても高校生ぐらいのきさらぎが立っていた。きさらぎママも本体が働いている間に実験している別ボディーがあるらしい。
「ここからはセリフです「他のセイントに倒されるぐらいなら、せめて師である私が葬ってやろう」です…」
 謎の師弟対決、淘々と流れる「水瓶のような物体」からは、絶対零度の「オーロラエクスキューション?」が放たれた。
「寒いですわ、寒いですわ、冷たいですわ、凍ってしまいますわ〜〜」
 十隠カンナは、スリーピングコフィン?で生物標本として冷凍保存されてしまった。

 屋上の特設会場
「あの、やよいさん終わったんですよね、じゃあ、次私ですか? そ、そんな、まだ心の準備が…」
『ああっ、やよいママ、またしたくなったんだ、我慢できないんだよっ』
『ええ、でもさっきみたいに乱暴しちゃあだめよ、じゃないとお仕置きなんだから』
『分かったよ』
 どうすればいいか迷っていると、やよいとチトセはバックからパコパコと続きを始めてしまい、次第にパンパンパンパン激しく交尾を始め、居た堪れなくなったむつきは自室へ下着を取り替えに戻った。

 磨羯宮(むつきの部屋)
「誰っ?」
 ヌレヌレの下着を取り、ノーパンのままでテッシュを使ってヌルヌルを拭き取っていた所に委員長が転移して来て床に転がった。
「え? 何? この少女趣味の部屋、でも大人の服や蔵書? ベッドには仁歳クン人形? ここは…」
「見てしまいましたね?」
 シュギュウウウウン!
 むつきが振るう教鞭、それが敵に向かった時、「エクスカリバー」と呼ばれる剣に匹敵する武器となる。
「きゃあああっ!」
 本来、蟹座のセイントと戦って色々と失うはずだった委員長は、ここで聖衣の中の眼鏡を切り裂かれて視力を失った。
「め、めがね、めがね」
 目を(3 3)にしながら床を這い、何故か横山やすし調で眼鏡を探し続ける委員長。
(え? むつき先生って、こんな少女趣味で、ヒラヒラの服とかメイド服とか
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