暁 〜小説投稿サイト〜
ハピレス星矢
04
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てたはずだけど、最近はずっと素手だったし、口でも吸ってたな…』
『まあっ、それってチトセ君がイタズラされてたんじゃないのっ?』
『いやぁ、別に嫌じゃなかったしぃ、どっちかと言うと嬉しかっ…』
『へえ〜〜、そうなのっ(怒)』
 鼻の下を伸ばすチトセを見て、やよいの声のオクターブが下がり、周囲の温度もどんどん下がって行く。
「お陰で、冷凍保存してある精子の量は豊富になりました。 皆さんの卵子と結合させる為の健康な精子も選別してあります」
「レッ、レイトウホゾンッ!」
 以前冷凍庫を開けると、中で液体窒素が入った容器がグツグツ言って、自分達の名前が書かれた試験管があったので、それ以降怖くて冷凍庫が開けられなくなっていたむつき。

『いや…(汗)もちろん、やよいママの方が女らしくていいんだけど…、脳波見ながらされてたから、どこが気持ちいいか、全部ツボを押さえてて、それに、毎日上達してたし』
 実験中の状態に近付き、どんどん記憶を取り戻して行くチトセ。
『アソコも「見たいな」って思っただけで、顔の上に跨って全部見せて触らせてくれたし。「奥の方も見たいな」って思ったら、クスコとか、ファイバースコープで子宮頚部も、子宮内膜も見せてくれたし、バルトリン氏線液も舐めさせてくれたし… あれ? 俺どうしてこんな言葉知ってるんだ?』
『それはね… 睡眠学習で無理矢理記憶させられたのよ…』
「100点です…」
「き〜さ〜ら〜ぎ〜さ〜ん〜!」
 まるで宇宙人にアブダクトされた被害者のように、毎晩きさらぎの実験台になり、お駄賃として、きさらぎの体は触り放題、見たい場所は奥の奥まで見放題だったチトセ。
「男子高校生が一番知りたい女性器を観察するたびに… 化学の定理や公式を同時に覚えて貰いました… チトセさんの脳の最も大切な記憶が保管される場所に、私の内部構造と一緒に難解な定理が刷り込まれたはずです… 学習効率大幅アップです…」
 最近、きさらぎが担当する科目だけ、異常なまでに成績が向上し、今のように知らないはずの単語までスラスラ出るようになったのを見て、Vサインを出すママティーチャーきさらぎ。
「そんなっ、パブロフの犬じゃないんですからっ」
「効果は絶大です… むつきさんの内部構造と、私の違いを観察してもらう時や、これからセッ*スする時も、古文や国語の学習をしてもらいましょう」
「内部構造だなんてっ!」
 下腹部を押さえて、真っ赤になるむつき。 その言葉や行動と反して、うづきややよいの映像を見て、下着までヌルヌルなのは言うまでも無い。

 双児宮に入ったセイント?達は、赤い仮面とマント、英国風のコートと帽子に手袋虫眼鏡、水飲み鳥が組み合わさったオブジェを見た。
「何これ…」
 もちろんそれは、シスプリの四葉の衣装と怪盗クローバーの衣装が背中
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