暁 〜小説投稿サイト〜
ハピレス星矢
02
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 前回のあらすじ

 5人の人格が入れ替わってしまう「きさらぎママ」に、また怪しい注射を打たれた仁歳チトセ。 その股間に取り付けられた拘束衣を6時間目終了までに外さないと、体内に打ち込まれたママ達の卵子が受精し、男の身でありながら、5つ子を妊娠してしまう恐ろしい呪いがかけられた!
 チトセを救うべく立ち上がった熱き血潮の姉妹達は、ペガサス健太君(フワフワうづきは天使?に出演)のショタ攻撃で白羊宮(うづきの部屋)を突破し、金牛宮へと向かった。

 その頃、屋上の特設会場で「ママ達とのヴァーチャル初体験君、バージョン1.8」に縛り付けられていたチトセは…
『は〜い、1時間目は「しゃせい」だよ〜〜、うづきを見て、いっぱいカイてねっ、エヘッ』
『キャンバスはうづきだよ、そこにチトセクンの指で粘土細工してもらったり〜、舌と「筆」で、うづきをチトセクン色に染めてもらうんじゃない』
『はおうあお〜〜!!』
 いきなり裸になった、ヴァーチャルうづきちゃんに膝の上に座られ。 軽いうづきの重さ人形を持ち上げそうな勢いでビンビンになっていた。

「…と、このように、チトセさんの深層心理下では、私達にこのような課外授業を求めていたようです…」
 いつものように無表情のまま、人差し指を立てて、モニターの中のチトセの妄想を解説しているママティーチャーきさらぎ。
「若い男の子ですもの、仕方ないわ。 それに家の中では、さつきさんはいつも下着姿だし、私達もよくバスタオル1枚で歩いてるから、チトセ君だって私達をオカズ… いえ、想像の相手にしてもしょうがないわね」
 保健室で毎日男共に言い寄られ、交際の申し込みから、熱烈なプロポーズまで、男の煩悩には寛容な「やよいママ」。
「で、でもこんな、ふしだらな行為を、美術室の中でするなんてっ!」
 きさらぎに「チトセさんのため」と騙されて、悪事に荷担してしまった「むつきママ」は、初めて見る他人の性行為、それも同僚と自分の生徒(息子?)の映像を見せられ、目も開けていられず真っ赤になって、時折「音」で成り行きを見守って?いた。
「ヴァーチャルですから… それに、うづきさん人格のデータも入っていますから… 合意の上です」
「ヒッ!」
 うづき本人も、チトセと美術室で二人っきりになってしまえば、同じ事をするらしい。

『はい、チトセクン、チューッてして、ちゅーって』
『し、四天王先生… いいのかよ?』
『今は先生って呼んじゃだめ、「うづきちゃん」って呼んで』
『お、おうっ、うづきちゃん』
「まあ、チトセ君ったら、あんなに興奮して、キスも初めてなのかしら?」
「やよいさんっ、解説しないで下さいっ!」
 真っ赤なまま、頭から湯気を噴いて、圧力鍋になっている、むつきママ。
 ちゅーーーーーーーっ!
 現実のチト
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