07威萌宇斗 四葉2
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… あたしのアニキが……」
足首を手錠でベッドに繋がれた凛鈴は、罰として一晩中「ビデオ係」として「おあずけ」を喰らい。 涙の跡もくっきりと、年少組のベッドに寄りかかって寝ていた。
「兄ぃっ! 次、ボクの番だよっ!」
「ええっ?」
そこで騒ぎで目を覚ました衛が、バスローブを脱ぎ捨て、航に飛び掛るように乗って来た。
「ふっ、衛は元気だね… 7回もしてまだそんなに… 私は疲れたからシャワーでも浴びて、もう少し眠らせてもらうよ…… 起きろ、凛鈴っ…」
ビデオ係を叩き起こして、自分の部屋に戻る千影。 もちろん契約書と生命の木の実と「ボディーソープ」を持って帰るのは忘れなかった。
「だめだよ衛ちゃんっ、そんなに血が… 痛かっただろ?」
「ううんっ、千影ちゃんの秘薬で全然痛くなかったよ、だからもう一回っ」
「それにもうゴムも無いし…」
誰が持って来たのか、年少組に使った2ダースはあった避妊具も、既に無くなっていた。 それでも強壮剤のせいで、未だ衰えを知らないワタ〜ル君自身。 そこに…
「ハハハハハハッ! ワタ〜ル君、よくもこのワタシを、ヒニンなどと言うヒレツな手段でダマそうとシマシタネッ!」
赤いマスクを着け、血と*液だらけのシーツをマントの替わりにして、立ち上がったクローバーと、呆然とそれを見守る姉妹達。
「もしかして、高校生組だけ生だったのが羨ましかったとか…?」
「それに衛さんだけ7回で、わたくし達も4、5回ですわ、ぽっ… でも四葉さんは腰が抜けていましたので、3回しかしていませんから、またストレスが…」
「でも、可憐も、みんなもできちゃったら大家族ね」
ちょっとずれている可憐。 そしてクローバーの要求と言えばもちろん。
「ワタ〜ル君、可愛い妹の四葉ちゃんを返して欲しければ、ワタシをニンシンさせなサイッ!!」
「「「「「「「……………」」」」」」」
その後もウェルカムハウスでは争いが絶える事は無く、千影の契約書を巡って、「ビッグファイアー可憐」が立ち上がり、マスク・ザ・レッド四葉を従えて戦った。
対するヨミ様千影は、托塔天王兄君、軍師アキオで応戦し「プロミストアイランドが静止する日」「七日間の篭城戦」などの戦いが起こったが、その中にジャイアントメカ凛鈴を操る少女の姿は余り見られなかったと言われている……
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