暁 〜小説投稿サイト〜
威萌宇斗十二制覇
07威萌宇斗 四葉2
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
いたよ……」
「ああっ!」
 次第に昨日の記憶が蘇り、手錠を外された後はさらに変になって、妹達の美しい裸体の全てをデジカメに収め。 あまつさえビデオに撮って三脚を据えた後、獣のように襲い掛かって、次々に一生治らない傷(笑)を付けて行ったのを思い出した。
「いいんだよ… これで盟約は果たされた… ハーデスの娘と現世の「海神」ポセイドンが結ばれたんだ… これでチトセ君のママ達にも負けないよ……」
「え? ええっ?」
「兄君の本当の妹「千影」は産まれてすぐハーデスに送られて、私が入れ替えられた… 可憐も実は現世の「アテナ」だったんだよ… あの小宇宙(コスモ)がその証拠さ……」
 契約の舞台となったベッドの上には、血とナニにまみれたシーツがあり、千影が枕元に手を伸ばすと、金色のリンゴと、羊皮紙に血で書き込まれた契約書を見せられた。
「これ何? 紙じゃない、皮だ」
「ふふっ… これは爺やと凛鈴が書いた紙切れとは違うよ… 私の破瓜の血で書かれた本当の「契約書」なんだ… 契約を破るとどうなるか、分かってるね……」
 航の胸にも、千影の処女の血で書かれた消えない魔法円があり、誰にも読めない字で、航の所有者である千影の本名がサインされていた。
「こ、この実も金色だ…」
「それは生命の木に実った木の実だよ… これで私達は永遠の命を得たんだ……」
「そんなっ…」
 理解不能の事態に混乱しているワタ〜ル君だったが、下の方は強壮剤が残っていてギンギンで、どうやら千影と「繋がってまま」らしい。
「これで他の娘が何をしても関係無い… ほんの2、30年、兄君を貸してやってもいい… でもその後は私だけの物… みんな年を取って消えた後は、冥界も海も、地上も兄君の物さ……」
「ええっ?」

 そこで上体を起こすと、下で繋がっていたのは千影ではなく咲耶で、左右には可憐と春歌がいて、「乙女だった印」とワタ〜ル君の印が足を伝って流れ出ていた。
「さ、咲耶ちゃんっ! 可憐ちゃんっ! 春歌ちゃんっ!」
「おはようございます、兄… いえ、旦那様。 不束者ですが、今後とも宜しくお願いしますわ… ぽっ」
「いや、こちらこそ…?」 
 寝起きの良い春歌が、バスローブの前を合わせ、ベッドの上で正座しながら、昨日の床入りの前と同じように、三つ指を着いて頭を下げた。
「あっ、お兄ちゃん… 可憐、またあんな大きな声出しちゃって恥ずかしい。 こんないやらしい女の子、もう嫌いになった?」
 裸のまま、手やシーツで必死に体を隠そうとしている可憐。
「い、いや、そんな事ないよ。 それより、あんなに乱暴にしちゃってごめん、痛かっただろ」
「ううん、いいの。 可憐すごく嬉しかったから」
「そうそう、私達、何も謝られるような事されてないわ、お兄様」
 寝ている間も腰や自分の中を動か
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ