06威萌宇斗 四葉
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変な事をしないよう見守っていた。
「このママデハ、下着が降ろせまセン。 ワタ〜ル君、手を貸しなサ〜イ」
「えっ?」
兄の手を取って、自分の下着を降ろさせ、腰を振りながら、お尻を見せて屈むクローバー。
「だっ、だめだよっ! 見えちゃうよっ!」
「ちょっとっ、何してるの四葉ちゃんっ! 女の子だったらもっと恥じらいを持ちなさいっ!」
「違いマ〜ス、ワタシはクローバーデス」
「自分では無いから、こうやって大胆な事もできる…… 誰かみたいにねっ……」
ビクッ!
約1名、千影に睨まれて、すくみ上がる発明好きの少女がいた。
「四葉ちゃんも、兄君に女として見て欲しいんだよ……」
「だめよっ!」
「でも、咲耶ちゃんだって、いつも鍵もかけないで入って、「ハ〜イお兄様」って言って、お兄ちゃんに見せたりしてるでしょ」
「あ、あれは偶然よっ」
「この間だって、お兄ちゃんと交代しても、「男の子がどうやってするのか見せて」って、追い出されるまでずっとトイレにいたじゃない」
「それは… 私が見られちゃったから、おあいこにしようと思って…」
「まあっ、そんなはしたない事をなさってたんですか? 咲耶さんには乙女としての恥じらいと言う物が有りませんのっ? ぽっ」
「姫にはできませんの〜」
「花穂、お兄ちゃまに見られたらしんじゃう」
「ちょっとみんなっ、今はそんな場合じゃ無いでしょ」
クローバーに突っ込むはずが、自分が恥も外聞も無いような女として白い目で見られ、一人浮いている咲耶。
「ボクは昔、兄ぃと一緒にお風呂に入ってたから平気だよ」
「それは子供の頃でしょ」
「うわっ、咲耶ちゃんて、やっぱりすご〜い」
「あんただけには言われたくないわっ、リ〜ン〜リ〜ン〜〜ッ!」
「ヒッ!」
一人で抜け駆けして、とうとう航と思いを遂げてしまった凛鈴を見るため、首を180度捻って、恐ろしい目付きで睨む咲耶。
その頃、便座に座っていたクローバーは。
「昔みたいに、シーシー言いながら撫でてくれないと出ないデス」
「そんな…」
「兄君、両方の記憶が混乱してるようだけど… 望みを叶えて上げないと、四葉ちゃんは帰って来ないよ……」
「わ、わかったよ、ほ〜ら、いい子だ、シー、シーー」
今日はア*コでは無く、頭を撫でられていたが、それはそれで気持ち良かったのか、目を細めて始めちゃうクローバー。
シャーーーーーー
「アア、捕らわれの身として、こんな姿をワタ〜ル君に見られてしまったデス。 こうなってはセキンンを取ってもらうしかアリマセン」
「なっ、自分でしておいて何言ってるの!」
「これも四葉ちゃんの要求なんだよ…… こうやって兄君を自分の物にしようとした、咲耶ちゃんが羨ましかったんだろう……」
「えっ?」
「「「「じゃあ、咲耶ちゃん
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