05威萌宇斗 花穂
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ちゃんと、亞理亞ちゃんといっしょに、学校の帰りにお守りを買いにいったの。 でもね、かえるとき、めいろができて出られなくなっちゃったの。
「じゃあ、ひなね、ほうきでとんでみるね、ちょっとおきがえするからまってね」
「え?」
ポ−ポロッポ、ポッポー
「プリティ、ウィッチィ、ひなこっち〜〜」
「あ、だめっ、声がいっしょでも、さくしゃがちがうよっ」
やっぱりかべが高くなって出られない、濃いネタを使うとダメなんだ… きっと「メイリンちゃん」みたいに、げんさくに出てないキャラも、円盤皇女になってもだめなんだよ……
チリ〜ン、チリ〜ン
そこでね、帰れなくてこまってたら、鈴の音が聞こえたの。
「やあ、花穂ちゃん… 遅いから迎えに来たよ」
「ち、千影ちゃん」
「帰ろうか… 兄君も心配している」
「でも、出られないの」
「大丈夫だよ…」
ドカッ! バコッ!
す、すごい… 千影ちゃんがさわったら、かべがこわれてく…
「さあ、迷路は抜けたよ… 何かやる事があるんだろう?」
「で、でも」
「じゃあ、私は後ろを向いているから……」
千影ちゃんが見ないふりしてくれてる… 千影ちゃんのご本なのに、ごめんなさい… じゃあ今のうちに。
「なんじのあるべきすがたにもどれっ、さくらカ〜〜ド!」
お父さん、お母さん、おげんきですか? 私とジジもとてもげんきです。 しごとのほうもきどうにのって、少し自信が付いたみたい。 落ち込むこともあるけれど、わたし、この街が好きです
「ケルちゃんっ、これもだいほんがちがうよっ」
「ええんや、今日のわいのバトルコスチュームも黒猫や。 お前も黒のワンピースに赤のリボン着けて、デッキブラシまで持っといて、今さら何言うとるんやっ」
「ほえ〜〜〜〜〜〜っ!」
「すばらしいですわ〜〜」
宅急便の人になっちゃったよう……
その頃「お兄ちゃま」は
(こんな幸せな日々が続けばいいのに)
妹達からのメールを読んで、穏やかな時間を過ごしていた。
「選んだな」
「え? どうしたんだ燦緒(アキオ)」
「俺はお前と対になる存在、お前が天の竜になるなら、俺は地の竜になる」
「な、何の事だ?」
ドオンッ! バキバキバキッ!
「眞深ちゃ〜〜〜〜んっ!」
十字架のような場所に吊るされて、航の目の前でアキオの神剣(笑)に貫かれてしまう眞深。
「あ、あんちゃん……」
その後、12人の妹達を二つに割り、コピー(メカ凛)と、山田を加えて七対七で、地球の週末? を決める戦いが行われたと言われている。 もちろんイヌキが憑いている少女は天の竜らしい。
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