02威萌宇斗 鈴凛2
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キがしたくなったら、アニキの目のまえにはあたしのが… こんなの入らないよっ、こわれちゃう。
「うっ………… はあっ、はあっ、はあっ」
それからは、りょうてでにぎらされて、アニキはあたしのてのなかに、あつくてぬるぬるしたえきをいっぱい出した…… かたてをもどして、においをかいだら、なんだかすごくこうふんした。すっかりへんになったあたしは、そのしろくてどろどろしたえきを、ぜんぶなめた。
「ああっ、もう我慢できないっ! いいよねっ? 入れていいよねっ、鈴凛ちゃんっ!」
とうとうきかれちゃった。あたし、アニキとせっくすしちゃうんだね、きょうだいなのに、赤ちゃんできることしちゃうんだね?
「うんっ、いいよ」
かくごはしてたけど、あわてて、ふつうにこたえちゃった。 アニキも「リンリン」っていってるから、もうしってるよね。
「鈴凛ちゃんっ!」
「痛っ!」
「ああっ! 妹とっ! 実の妹とこんな事してるっ! ああっ! もうっ! もうっ! うううっ!!」
あたしのお尻を掴んでいたアニキは、そう言いながら背中にのしかかって来て、何回もビクビク震えてた。 それから何秒かは、息もしないで、あたしをギュッって抱き締めてくれた、嬉しい。
「…………ハアッ、ハアッ、ハアッ! あ、ありがとう… 鈴凛ちゃん… こんなに気持ち良かったの、生まれて初めてだよっ」
やっぱりばれてたんだ、でもあたしだって分かっても、我慢できなかったんだね。 いいよ、アニキが初めての人で、すごく凄く嬉しかったから。
「うっ、ヒック アニキ」
「え? 泣いてるの、メカ鈴凛ちゃん…? 違う、まさか本物の鈴凛ちゃんなのっ!?」
エヘッ、アニキったら、こんなになってもまだ気付いてなかったんだ。 もっとしっかりしないとだめだよ。
「うん、鈴凛だよ、本物」
「え? えええっ!!」
あっ、まだ抱いてて欲しいのに、離さないで
「だ、だって、メカ凛鈴ちゃんだって言ったじゃないか」
「いくらあたしでも、こんな凄い皮膚作れないよ。 アニキも途中で気付いてると思ってた、ずっと「鈴凛」って呼んでくれてたから」
「そ、それは、鈴凛ちゃんみたいだったから。 血だっ、血が出てるっ!」
「うん、初めてだったから、でもアニキならいいよ」
「で、でも僕達」
もうそんな事どうでもいいのに、母さんだって違うんだから、本当の兄妹じゃないよ。
「兄妹じゃないよ、これでもう恋人同士」
あたしは日頃使わない筋肉を使って、手も足もガクガクだったけど、アニキに抱き付いて、逃げられないように上に乗った。
コンコンッ!
「航様っ! どうなさいました? 航様っ! 開けて下さい」
媚 MY BABY エンド…
ではなく。
「おめでとうございます、鈴凛様」
鍵を開けて部屋に入って来た
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