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はたらく魔王様、天使の飼い方(鈴乃やエミリアともスルものの芦屋と漆原にもオッスオッスされる話)
05千穂、千里を駆ける
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 鈴乃からの電話を受けてしまった千穂は、親の了解など取る暇も余裕も猶予も無く,半壊した携帯を握ったまま自転車に飛び乗り、音速で出発した。
 電車だとか普通の交通機関を使っても間に合わない上に、こんな精神状態で呑気に電車に揺られて移動するなど有り得ない。
 もう信号とかも仏恥義理、検問も警戒区域も仏恥義理、途中パトカーなんかにも追走されたり、自転車で高速に乗ったような気がしたが、ウルトラQの未来人だかケムール人みたいなキモい動きと表情で立ち漕ぎ全開で仏恥義理の仏陀義理。
 凄まじい移動速度によって、ちょっとブレーキでも故障して踏切で時をかけてしまいそうになったり、時速140キロで雷の直撃というか千穂自信が怒りによって雷を発し、タイヤから火を吹いてバックトゥザフューチャーしそうだったが、全然弱虫じゃないペダルを踏み抜いて、ミッドナイトの湾岸を悪魔のZやポルシェと一緒に300キロ超えのキワドイ走りをして、峠でCB750でもカタナでも地獄の鬼でも仏恥義理、ガードレールキックターンも駆使して、秋名峠みたいな5連続ヘアピンで走り屋の車とタンデムドリフト、神のステアリング操作をして溝走りして11000までキッチり回して、インのそのまたインのラインは空中にあるのを証明して激走した。
(真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さん、真奥さんっ!)
 千穂から見ても鈴乃の心変わりが気になり、例の事件以降は「キラキラの恋するオトメの目線」で真奥を見ていたのにも気付いて、たまに腕を組んでペッタンコの岩みたいな肋骨を押し当てる所を見たり、しなだれかかっているのを見ていたが、あんなガチガチの貞操帯みたいな女が告白したり、自分から「家畜」「交尾」「種付け」などと言いそうにないのに何が起こったのかも気になった。
 さらに恵美からは何も聞いていないが、勇者と魔王の関係で敵だったはずなのに妙に中が良くて息もピッタリ、やっぱり元カノかと思ったがそうでもない、しかし到着が遅れれば真奥がペッタンコの胸の女二人に犯されてしまい、貞操を穢されてしまう。
 漆原が女性化したと言うのも意味が分からなかったが、相手は堕天使で魔王軍なので何を仕出かすか分からない。それよりもっと危険な人物が目覚めてしまったようなのでペダルを強く踏み込む。
 あのメンバーで一番危険なのは芦屋である。乙女の直感がそう語り、ゴーストなんかも囁いてくるので間違いない。ブラックテクノロジーもウィスパードしてきたり、ラン、ラン、ランッララみたいなククリの起動音も耳についてはなれないのでやっぱり間違いない。
 そう、千穂の直感が「芦屋は受けじゃなくて攻め」なのを気付かせていた。真奥のケツの*の処女を守るため、千穂は激走した。
 もしバックからブチ込まれて快楽即
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