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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
94部分:第十一話 異空間その三
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だ。
「貴方が調子に乗るのもこれまでです」
「その通りです」
 リィノも言ってきた。
「私達二人の力、侮らないことです」
「何としても。同志達の仇を」
「ほお、また随分と仲間思いだな」
 二人の言葉を聞いてもデスマスクの軽い調子は変わらない。
「御前等のことだから仲間の命なんてどうでもいいと考えているって思ってたぜ」
「戯言を」
 攻撃を繰り出しながらユニが述べる。
「我等はアーレス様の下に集う同志達」
「その志は同じ」
「魔神共は皆アーレスに仕える戦士ってわけかよ」
「如何にも」
「その同志達の仇である貴方は。何としても」
 相変わらず二人で果敢に攻撃を仕掛けるが全てデスマスクの前にかわされる。彼はその身のこなしと超能力である瞬間移動を使って攻撃をかわすのだった。今は二人の拳を瞬間移動でかわしてみせた。

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